このページの本文へ

Twitter APIとGAEでおもしろWebサービスを作ろう! (1/4)

2010年04月09日 11時00分更新

文●飯島進仁/株式会社ふむふむソフト

  • この記事をはてなブックマークに追加
本文印刷

 みなさんこんにちは。ふむふむソフトの飯島です。

 さっそくですが、みなさんはTwitter APIを使ってプログラミングしていますか? すでに星の数ほどTwitterアプリやWebサービスはありますし、バリバリ使っている方も多いと思いますが、「知っているけれど、なかなか触るチャンスがなくて……」という方もたくさんいるのではないでしょうか?

 そこで今回から5回にわたって、Twitter APIを使ったWebサービスのプログラミングについて解説したいと思います。ただAPIの使い方を解説するだけでは面白くないですから、Webサービスを公開するサーバーとしてグーグルのクラウドサービス「Google App Engine(以下GAE)」を使い、自分でサーバーを用意することなく全部無料で遊んでみましょう。

 本連載では、サンプルコードのダウンロードはもちろん、Twitter APIの準備からGAEの準備、設置方法といった部分も解説していきますので、お楽しみに!


Twitter APIを使うと、たとえばこうなります!

 ということで、唐突ですがここで、今回の連載用に開発してみたサンプルWebサービスをご紹介します。

ついまん。(創刊準備号)
http://fmfmtw01.appspot.com/


twitman_SS01.png

「ついまん。創刊準備号」ログイン画面

twitman_SS02.png

「ついまん。創刊準備号」動作画面


 Twitterのタイムラインを「漫画風」に表示するWebサービスです。取得したつぶやきを解析して最適なコマを選択するような高度なロジックはまったく含まれておらずランダムに出していますので、発言内容とコマの絵が時にはぴったりハマることもありますし、完全にハズしている場合もあります。すべては運任せで、そのシュールさを楽しむ、というコンセプトのWebサービスです。実用性は皆無ですが、真っ先に思いついてしまったアイデアがコレなのでご容赦ください。

 余談ですが、この漫画風のコマもすべて当社のスタッフでがんばって描いています。開発担当である私自身、丸ペンを握って描いているコマもあります(当社にはデザイナーを含めて、漫画を描いたことのある人間は1人もいません……)。

 この『ついまん。』は、本連載で作成する基本のサンプルプログラムを若干拡張し、デザインを当てたものです。サンプル自体はとてもシンプルなものですが、連載ではデザインを拡張する方法についても触れていく予定ですので、ぜひいろいろなTwitter Webサービスを作ってみましょう。

前へ 1 2 3 4 次へ

この連載の記事

一覧へ

この記事の編集者は以下の記事をオススメしています