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今、お買い得感が高いプラズマテレビ

「ブラックパネル」の実力は!? パナソニック「VIERA G2」

2010年03月31日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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優れた節電機能や自動画質調整など、使い勝手も向上

「エコナビ」のオン/オフは、画質調整のメニューで切り換える。これだけで「明るさオート」などの節電機能がまとめて働くようになる

「エコナビ」のオン/オフは、画質調整のメニューで切り換える。これだけで「明るさオート」などの節電機能がまとめて働くようになる

BDレコでの視聴をやめて、テレビ放送に切り換えると、自動的にBDレコの電源を落とす「こまめにオフ」。画面にも表示が現れる

BDレコでの視聴をやめて、テレビ放送に切り換えると、自動的にBDレコの電源を落とす「こまめにオフ」。画面にも表示が現れる

 機能面では、テレビが自動でムダな電力消費を抑える「エコナビ」が新搭載された。これは、室内の明るさに応じて最適な画質に調整する「明るさセンサー」、映像信号の入力がない場合に自動で電源を落とす「無信号自動オフ」、HDMI接続された「DIGA」の電源などを操作する「こまめにオフ」、「ECOスタンバイ」機能などを統合したもの。

 HDMIリンク機能を活用することで、BDレコやシアター機器などの消費電力もテレビがこまめに節電するのは、VIERAならではのものだ。

画質調整の「映像メニュー」で、「オート」を選ぶと、映像や室内環境に合わせた自動画質調整モードになる

画質調整の「映像メニュー」で、「オート」を選ぶと、映像や室内環境に合わせた自動画質調整モードになる

「明るさオート」は、画面の明るさを変化させるたびに、省エネ効果の度合いを画面に表示させる「オン(表示あり)」も選べる

「明るさオート」は、画面の明るさを変化させるたびに、省エネ効果の度合いを画面に表示させる「オン(表示あり)」も選べる

 そして画質モードには、「オートモード」が追加された。これは、いわゆる自動画質調整で、映像シーンごとに最適な映像に調整する「AI」機能と、室内の明るさなどの環境を検知するセンサーを連動させることで、環境に応じた最適な映像を自動で楽しめるものだ。24コマ収録の映画などのコンテンツの場合は、映画向きの画質設定に切り替わるので、基本的には「オートモード」のままで快適に使えるだろう。

設定メニューの「音声ガイドの設定」で、音声読み上げ機能のオン/オフや、読み上げる声の音量や速度を設定できる

設定メニューの「音声ガイドの設定」で、音声読み上げ機能のオン/オフや、読み上げる声の音量や速度を設定できる

 また、高齢者など、細かい文字を読むのが辛い人のために、EPGの「音声読み上げ機能」が追加された。EPGで番組を選択すると、タイトルや放送局などを音声で知らせてくれる。設定でオン/オフの切り替えも可能だ。

「アクトビラビデオ・フル」に対応

「アクトビラビデオ・フル」に対応

 ネットワーク機能では「アクトビラビデオ・フル」に対応。DLNA機能には非対応で決して多機能ではないが、スタンダードモデルとしては十分だろう。

「らくらくアイコン」

リモコンの「らくらくアイコン」ボタンを押すと、画面下部に表示されるメニュー

 このほか、画面のアイコン表示で手軽に番組検索や接続したBDレコの操作などが行なえる「らくらくアイコン」なども継続採用となる。1ヵ月分の放送局のおすすめ番組を一覧できる「注目番組」や、SDメモリーカードに保存したデジカメやHDビデオカメラの動画や静止画を再生することも可能だ。

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