このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

シャープ製で国内ユーザー向けの機能も多数

au、ウワサのAndroid端末はフルキーボード付き!

2010年03月30日 18時19分更新

文● ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ホーム画面から独自のデスクトップを用いる
日本語フォントの見やすさで優れている

 ホーム画面は独自のランチャーソフトを搭載しており、Android端末ではおなじみのアイコンがここに収録されている。しかし、使い方は難しくない。ドラッグ&ドロップで自由にアイコンを登録、移動できる。またTwitterやauのニュースサービス用のウィジェットなどが標準で多数用意されている。

独自のランチャーにアプリのアイコンが表示されている。ページをめくるように次のデスクトップに移動できるこのランチャーは、ホーム画面で左下のボタンを押すことで表示できる

ウィジェットも最初から色々とインストールされている。また右下のボタンを押すとタスク一覧が表示されるのはAndroid端末初心者にはうれしい配慮

 ウェブブラウザーはこれといって特徴があるわけではないが、横960ドットの広さでPCサイトをほぼそのまま表示できる。マルチタッチによる拡大縮小も可能だが、この横解像度ゆえにブラウザー上ではそれほど使わないかもしれない。ちなみに画面の横回転は不可。

 またフォントの見やすさは特筆すべきもの。過去のAndroid端末の日本語表示の中では図抜けている。

ASCII.jpを表示させてみた。問題なく読めるフォントサイズで、横方向も表示がほぼ収まっている

メニューの中身などもAndroid標準のブラウザより見やすくなっている感じだ

日本語入力は「iWnn IME SH edition」
ワンセグや電子辞書も搭載

 日本語入力エンジンは「iWnn」のシャープバージョン。EZwebのメールは8月以降の対応だが、すでに絵文字の入力にも対応していた。変換スピードは高速で本格的な日本語入力にも対応できるだろう。予測変換にも対応しているが、どんどん文字が打てるので、オフにするという手もあるだろう。

予測入力をオンとオフにしている。あと文字の入力モードが右上のアイコンでわかるのもPC的で便利

iWnnを搭載している。変換性能については“普通”といった感じだ

 2台目の端末ということで、どれくらいの必要性があるかはわからないが、ワンセグ機能も搭載されいている。いわゆるピンチアウト操作でテレビ画面を拡大できた。また録画機能も持っている。

ワンセグ機能。画面が大きいので、ワンセグとはいえ映像自体はなかなかの迫力

電子辞書機能は内蔵辞書のみならず、インターネット上の辞書も含めて検索できる

 3大キャリアでは先頭を切って、キャリア独自のアプリ課金システムである「au one Market」の提供を予定している。6月の時点では約200のアプリが用意される。Androidマーケットの課金システムであるGoogle Checkoutには、さまざまな課題が残されている状況で、ケータイ料金と一緒の課金が可能なマーケットの存在はCP(コンテンツプロバイダー)にとっては魅力だろう。Androidマーケットももちろん使えるので心配なく。

au独自のマーケットを用意。独自の情報も提供される予定

Androidマーケットの弱点として、たとえばゲームのジャンル分けの大雑把さがあるという。ユーザーがアプリを見つけやすく、またCPにとっても利益が挙げやすくするために、ケータイで培った手法も積極的に持ち込みたいとする

au one Marketで公開予定のゲームとして、ゲームロフトのレーシングゲーム「アスファルト5」が展示されていた。あとはすでにiPhoneやドコモ端末でも登場しているマガストアのリリースも発表されている

 今回の発表会ではIS01の発売に合わせて、Android版「セカイカメラ」のリリースされることも公開された。au端末からしかアクセスできないオリジナルのエアタグ、また投稿したエアタグと一緒に写真に収まる機能も追加されるという。

au独自のエアタグとして、ユーザー層の違いを考えて、より可愛い形状のタグも追加されたという

実空間透視ケータイとして独自に発展してきたauのAR技術はセカイカメラと統合されて、BREWアプリとして公開される予定

■関連サイト

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン