ホーム画面から独自のデスクトップを用いる
日本語フォントの見やすさで優れている
ホーム画面は独自のランチャーソフトを搭載しており、Android端末ではおなじみのアイコンがここに収録されている。しかし、使い方は難しくない。ドラッグ&ドロップで自由にアイコンを登録、移動できる。またTwitterやauのニュースサービス用のウィジェットなどが標準で多数用意されている。
ウェブブラウザーはこれといって特徴があるわけではないが、横960ドットの広さでPCサイトをほぼそのまま表示できる。マルチタッチによる拡大縮小も可能だが、この横解像度ゆえにブラウザー上ではそれほど使わないかもしれない。ちなみに画面の横回転は不可。
またフォントの見やすさは特筆すべきもの。過去のAndroid端末の日本語表示の中では図抜けている。
日本語入力は「iWnn IME SH edition」
ワンセグや電子辞書も搭載
日本語入力エンジンは「iWnn」のシャープバージョン。EZwebのメールは8月以降の対応だが、すでに絵文字の入力にも対応していた。変換スピードは高速で本格的な日本語入力にも対応できるだろう。予測変換にも対応しているが、どんどん文字が打てるので、オフにするという手もあるだろう。
2台目の端末ということで、どれくらいの必要性があるかはわからないが、ワンセグ機能も搭載されいている。いわゆるピンチアウト操作でテレビ画面を拡大できた。また録画機能も持っている。
3大キャリアでは先頭を切って、キャリア独自のアプリ課金システムである「au one Market」の提供を予定している。6月の時点では約200のアプリが用意される。Androidマーケットの課金システムであるGoogle Checkoutには、さまざまな課題が残されている状況で、ケータイ料金と一緒の課金が可能なマーケットの存在はCP(コンテンツプロバイダー)にとっては魅力だろう。Androidマーケットももちろん使えるので心配なく。
今回の発表会ではIS01の発売に合わせて、Android版「セカイカメラ」のリリースされることも公開された。au端末からしかアクセスできないオリジナルのエアタグ、また投稿したエアタグと一緒に写真に収まる機能も追加されるという。