ソニー・エリクソン独自のUIを搭載した
新世代Android端末
NTTドコモは、Android OSを搭載したソニー・エリクソン製スマートフォン「Xperia」(SO-01B)を4月に発売することを発表した。
このXperiaはすでに11月にグローバル市場で「XPERIA X10」として発表された製品だ(関連記事)。その時点では2010年前半のリリースとなっていたが、日本ではグローバル市場の中でも先駆けて、4月発売となる。
ドコモからの登場となるが、機能面では海外モデルとほぼ同一。Android OS 1.6をベースとするため、OS自体はグーグル純正の「Nexus One」(Android OS 2.1を搭載)より古くなるが、「Mediascape」と名付けられたソニー・エリクソン独自開発のUIは魅力たっぷり。指だけの操作で音楽や動画データなどを簡単に検索・再生が可能。またアドレス帳に友人を登録しておくと、メールや写真データといった端末内のデータを始め、TwitterやFacebookといったソーシャル系サービスへの書き込みなどもすべて紐付けて管理できる。
その他のスペックでは、メインディスプレイは4型ワイドVGA液晶(480×854ドット)。CPUにNexus Oneなどと同じ1GHzで動作するクアルコム製「Snapdragon」を採用。ストレージはmicroSDに対応し、標準で16GBメディアが付属する。通信速度はHSUPA対応で受信最大7.2Mbps、送信最大2.0Mbps。もちろん無線LANも内蔵する。カメラは810万画素オートフォーカス対応で顔検出機能を装備し、前述の人物データと写真データの紐付けに用いられる。
テキストによる説明はこれくらいで十分だろう。次ページからは写真で実際の端末を見ていく。