Core i7、GeForce GT 330M、フルHD液晶、クアッドSSD
これは本当にモバイルノートなのか!?
店頭販売モデルのスペックも驚くほど高いが、CTO方式のVOMモデルはそれ以上にすごい。以下に主なコンポーネントを挙げる。
CPU | Core i7-620M(2.66GHz)、Core i5-540M(2.53GHz)、Core i5-620M(2.40GHz) |
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メモリー | 8GB、6GB、4GB |
ディスプレー | 13.1型・1920×1080ドット(Adobe RGBカバー率96%)、 13.1型・1600×900ドット |
ストレージ | SSD 512GB(RAID 0、128GB×4)、SSD 256GB(RAID 0、64GB×4)、 SSD 128GB(RAID 0、64GB×2)、 HDD 500GB(7200回転/分)、HDD 320GB(5400回転/分) |
光学ドライブ | 記録型BDドライブ、DVDスーパーマルチドライブ(HDD選択時は光学ドライブなし) |
無線通信機能 | WiMAX、3G(FOMA HIGH-SPEED)、IEEE 802.11a/b/g/n(3×3 MIMO)、 同11a/b/g/n(2×2 MIMO) |
そのほか | ノイズキャンセリングヘッドホン、FeliCaポート、指紋センサー、TPM、 キーボードバックライトなど |
OS | Windows 7 Ultimate 64bit、同Professional 64bit、同Home Premium 64bit、Windows XP Professional(法人向け限定) |
まず、CPUには大型ノートでも採用事例の少ない、デュアルコア最速のCore i7-620Mを用意。標準でも2.66GHz、ターボ・ブースト時は最高3.33GHzで動作する。さらに、SSD RAIDのモジュールを2枚使い、4組でRAID 0を構成する「クアッドSSD」もラインナップ。容量は最大512GB、速度はHDDの約6倍にもなるという。
ディスプレーには、13.1型としては異例のフルHD解像度パネル「VAIOディスプレイプレミアム」を選択できる。このパネルはAdobe RGBカバー率96%という広色域のノングレア・低反射コートの液晶パネルで、特にプロカメラマン・映像技術者など、外で写真や動画を扱う機会の多いユーザーのニーズにも耐えられるものとなっている。
そのほかにも、BDドライブやFOMA HIGH-SPEED対応のWWAN機能、ノイズキャンセリングヘッドホン機能(専用ヘッドホン使用)に指紋認証センサーなど、多彩な機能を選択できる。
ボディーカラーや天板のデザインも複数用意。天板は、炭素繊維の質感を生かした「プレミアムカーボン」や艶やかな「グロッシープレミアムカーボン」などブラック系3種類と、金属的な模様の「メタルモザイク」「メタルシールド」などシルバー系3種類から選べる。ブラック系天板選択時は、パームレスト部もブラックかシルバーから選べる(シルバー系天板はシルバーのみ)。
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最新CPUとGPUに、高解像度ディスプレーとSSD RAIDで武装したVAIO Zは、すべての用途を1台でこなせる高性能モバイルノートを求めるパワーユーザー垂涎の製品と言えそうだ。
店頭販売モデルの価格はオープンプライス。予想実売価格は24万円前後と想定されている。VOMモデルは15万9800円から。発売日は3月6日の予定。主な仕様は以下のとおり。
VAIO Z(VPCZ119FJ/S) の主な仕様 | |
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CPU | Core i5-520M(2.40GHz) |
メモリー | DDR3-1066 4GB |
グラフィックス | GeForce GT 330M |
ディスプレー | 13.3型ワイド 1600×900ドット |
ストレージ | SSD 128GB(RAID 0) |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
無線通信機能 | WiMAX、IEEE 802.11a/b/g/n、Bluetooth 2.1 |
サイズ | 幅314×奥行き210×高さ23.8~32.7mm |
質量 | 約1.36kg |
バッテリー駆動時間 | 最大 約7.5時間 |
OS | Windows 7 Home Premium 64bit版 |
予想実売価格 | 24万円前後 |