タッチパネルの操作感の違いをチェックする
いよいよ、各社で大きく差が出る液晶パネルでの操作感の違いをチェックしてみることにする。メニュー類は基本的に各社の上位、ミドルクラス機種でほぼ共通なので、上級モデルなどの比較としても参考になる。
タッチパネル操作を採用しているのは、ソニーとキヤノンとパナソニック。ただし、キヤノンは「HF-R10」のみタッチパネルは採用せず、十字キーによる操作だ。このため、ここでは参考としてキヤノン「HF S21」のタッチパネル画面を紹介する。
タッチパネルはメニューを直接タッチして操作できるわかりやすさや、被写体を直接タッチしてピント合わせを追従させることもできるなど、基本的には使い勝手がいい。ただし、ここでメインで取り上げているコンパクトサイズモデルの場合、液晶モニターのサイズが2.7型と決して大きくはないので、指で直接タッチすると隣のボタンを押してしまうようなこともあった。その点、パナソニック「TM60」はスタイラスも付属しているので、小さい画面でもメニューの操作がしやすい。
また、タッチパネルを採用せず、独自の「レーザータッチオペレーション」を採用したビクターは、メニューのスクロールを上下方向のスライド操作で操れるようになっており、案外使い勝手は良かった。タッチパネルではないので、画面が小さくても操作感に影響がでないこともコンパクトモデルではメリットだと感じる。神経質な話だが、液晶モニターに指紋の痕が残るのが気になる人にとってもありがたい。
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