デジタルガジェットの片隅に「デジタルペン」という分野が登場したのは、もうかなり昔の話だろう。今から10年ほど前、IBMと筆記具の名門、クロス(Cross)がコラボして開発した「CrossPad」という製品が発売され、筆者は日本国内での販売企画を担当していた。
著名なクロスの割には、書き味の悪い電波を発信するボールペンを使って専用パッドの上にセットした紙に文字や絵を描く。ペン先の軌跡はベクトルデータとしてパッド内のICメモリーに蓄積されて、シリアルケーブルを介してパソコンに転送。ワープロに貼り付けたり、メールに添付するなどの二次活用を実現した画期的な商品だった。
あれから10年、アナログとデジタルの融合を目指す商品はより加速し、多くのメーカーから「デジタルペン」の仲間が発売されている。すでに10社近くが扱っているデジタルペンだが、今のところ、テクノロジー的には、専用に開発された紙を使用する方式と、市販のお好みの紙やノートを自由に使える方式の両者が共存している状況だ。
データの転送方法は、いずれもペン内部や無線受信機ユニット内のメモリーに蓄積して、ケーブル接続やBluetoothでパソコン側に送るというのが基本となっている。
今回、筆者が購入したTAXAN(加賀コンポーネント)の「Digital Pen & USB Flash Drive」(デジタルインクペン)は、ユーザーがお気に入りのメモ用紙やノートを利用できるタイプだ(Amazon.co.jpで見る)。
「戦略的衝動買い」とは?
そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。
それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである。
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