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仕事で使える!Firefox便利ワザ 〜夏休み3日間集中講座〜 第1回

Firefox 3.5をビジネスに使う基本ワザ

2009年08月13日 06時00分更新

文● 野々下裕子

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履歴は残したくない
でも必要なサイトはとっておきたい

 会社では1つの端末を何人かで利用したり、あるいは誰かのパソコンをちょっと借りて目当てのサイトを探したい、というシチュエーションがあるはずだ。そんな時に便利なのが、Firefox 3.5から標準搭載された「プライベートブラウジング」モードだ。

 「プライベートブラウジングを開始」(ショートカット:Ctrl+Shift+P)を選ぶと、それ以降の作業に関する履歴や入力内容、Cookieなどの記憶を一切残さずブラウジングできる。モードを切り替えると、直前までの状態が一旦保存され、終了すると以前の状況へ自動的に戻るので、誰かがブラウジングしている最中に「ちょっとネットを借りる」時などに使うと便利だ。

プライベートブラウズモードに切り替える際に表示されるメッセージ画面

 また、画像などキャッシュが大量に残るサイト、Cookieを残したくないサイトにアクセスする前にモードを切り替えるておくと、いちいち設定をクリーンアップしなくてもよくなる。もしプライベートブラウジングモードにするのを忘れても、「ツール」から「最近の履歴を消去」を選べば、時間単位で履歴を後から消すことができるので安心だ。

最近の履歴を時間単位で消去することもできる

 他にもFirefoxでは履歴などに関する設定を「オプション」の「プライバシー」からあらかじめ細かく設定できるので、会社のプライバシーポリシーに合わせた使い方ができる。

プライバシー

ブラウジング操作中の履歴や入力、ダウンロード、Cookieなどを記憶するしないについては、「オプション」の「プライバシー」で細かく設定できる

次ページに続く

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