無線LANサービスやモバイルアクセスの普及、ネットブックの登場で、外回りや出張先でインターネットを使うことも増えてきたのではないだろうか。そんないつもと違う環境でも、Firefoxならばインターネットを快適に使えるようカスタマイズできる。
仕事で使える!Firefox便利ワザ――インデックス
- 1日目 Firefox 3.5をビジネスに使う基本ワザ
- 2日目 ビジネスシーンにあわせて使う
- 3日目 リモート/モバイル環境での便利な使い方
ネットブックの小さな画面を
最大限に使いこなす
Firefoxは機能だけでなく、ブラウザの見た目や表示画面の設定、インターフェイスやデザインまでカスタマイズできる。たとえば、ネットブックの小さな画面をなるべく有効に使えるよう、ツールバーやメニューナーなどを畳んでおいても、ページの移動や検索、ブックマークの選択といった様々な「ナビゲーション」を簡単に行なえるようにするアドオンがいろいろある。
出先でもマウスを持ち歩く“マウス派”であれば、Firefoxにマウスジェスチャーを追加してみよう。「All-in-One Gestures」や「FireGestures」は、戻る、進むといった基本的なブラウジング操作はもちろん、ウィンドウやタブの操作から画面や文字の拡大縮小、印刷まで、ありとあらゆる操作をマウスボタンの操作に割り当てることができる。一部の操作はタッチパッドでも行えるので、カスタマイズ次第ではかなり便利に使うことができる。
関連記事シンプルに、検索や画像の保存といった操作だけをマウスジェスチャーできるようにしたいならば「Easy DragToGo」が便利だ。Mac OSのようにドラッグ&ドロップ感覚で画像の保存ができ、検索の場合はドラッグしたテキストを上に移動すればGoogle、下ならばgoo地図で検索するといったように、検索エンジンをマウスジェスチャーによって割り当てておくことができる。ウェブページ内のテキストを頻繁に検索するという人にはかなり役立ちそうだ。
外出先で回線スピードがそれほど早くない場合、検索サービスを使う時はあらかじめ結果表示数を少なく設定しておくと、読み込み時間を減らすことができる。ただし、結果が何ページにも分かれるので、大量のページがヒットした場合は、次のページへといちいちクリックして移動するのが面倒になる。そんな時に「AutoPager」を使えば、ページの一番下までスクロールすると次のページが自動的に読み込まれ、スペースキーだけでブラウジングができるので、大量にある資料ページを斜め読みする時などに便利だ。
次ページに続く

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