ATOK 2009のココがスゴイ!
ATOK 2009では、従来バージョンから好評だった機能をブラッシュアップするとともに、新たなポイントが多数追加されている。まずは、変換エンジンの進化と、英語の入力支援に注目だ。
日本語入力ソフトの要は
スムーズなかな漢字変換にあり
ATOKの特長は、何といってもかな漢字変換の精度の高さだ。語彙の豊富さはもちろん、文脈からより正確な候補を提示する変換エンジン「ATOKハイブリッドコア」の設計が秀逸。近年OS X付属の「ことえり」もずいぶん変換精度が高くなったが、実際に使うと快適さに差が出る。書類や論文・リポートのような硬い文章だけでなく、メールやブログのようなくだけた文章でも、ATOKはスムーズに変換してくれるのだ。
ATOKとことえりの変換精度比較 | |||
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間違いの個所 | 変換キー操作回数 | ||
新聞の社説 | ATOK | 8 | 10 |
ことえり | 13 | 16 | |
IT系雑誌記事 | ATOK | 17 | 41 |
ことえり | 30 | 54 | |
アイドルのブログ | ATOK | 5 | 8 |
ことえり | 7 | 13 | |
ATOKで変換精度を高めるには、単文節で変換せず、一気に文章を変換するのがコツだ。文節の区切りも任せる「連文節変換」や、句読点で自動的に連文節変換を実行する「自動変換」を使えば、ATOKの実力をより引き出せる。
1日わずか10円でATOKユーザー!
Mac版でもお買い得な定額制スタート
9月8日に開始される「ATOK定額制サービス」は、月額300円で最新のATOKを利用できるサービスだ。初期コストが低く抑えられるだけでなく、毎年ATOKがメジャーアップデートされている点も踏まえると、非常にメリットが大きい。
また、定額制サービスの開始に合わせて1カ月間利用できる試用版も公開される。まだATOKを使ったことのない人は、ひとまず試用版で実際に使ってみて、気に入ったら引き続き定額制サービスに加入するというのがお得な方法だ。
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