「今日サボるからごめんね」というメールを同僚に出したつもりが課長に送信してしまった……。
メールの誤送信は、時として笑えない。ネットマーケティングのアイシェアが、メールの誤送信に関するリサーチ結果を発表した。
リサーチの対象は同社のサービス会員で有効回答数は568名。内訳は、男性53.7%、女性46.3%、年齢は、20代35.6%、30代29.2%、40代35.2%。このうち集計をしたのは、携帯電話やパソコンからメールを送信した経験がある人504人についてとなっている。
まず、メールのご送信経験者は48.2%でおよそ5割となった。誤送信相手で多いのは、同姓に送ってしまうパターンだという。
また、メールの誤送信対策については、「している」と回答した人は33.7%、誤送信経験者と未経験者の別で見ると、未経験者が25.7%だったのに対し、経験者は42.4%となった。誤送信防止対策の内容は、「宛先メールアドレスをよく確認する」が最も多く89.4%、「メール作成後時間を置いて送信する」が18.2%、専用の対策ソフトやアプリを使用している」が9.4%となった。
「HDE Mail Cop」など、メールシステムが誤送信防止機能を提供している場合もあるが、多くはメーラの設定などで、宛先確認機能をオンにするなどして、とにかくメール送信前の確認を第一としているようだ。
メールの誤送信は、単純に相手先を間違えてしまうほかに、転送(Forword)されてきたメールに対して返事をしたつもりが、メーラの設定や転送の方法によっては転送されているメールへの返事になってしまうなど、ユーザーからすれば予期せぬ動作によって引き起こされることもある。
内容によっては、その後の人間関係や、場合によってはキャリアをがらっと変えてしまうメールの誤送信。これを機にご用心を。
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