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ファウンドリー統合後の戦略を披露

FCとIPをまたにかけるブロケードの戦略

2009年07月24日 14時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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ファウンドリー製品をベースにIP系も攻める

ブロケード コミュニケーションズ システムズ株式会社 代表取締役社長 青葉雅和氏

 7月24日、ブロケード コミュニケーションズ システムズ(以下、ブロケード)は最新の事業戦略を説明するプレス向けイベントを開催した。

 ブロケードはSANスイッチをメインに展開しており、2007年にSANスイッチベンダーのマクデータを買収。その後、2008年にファウンドリーネットワークスを買収し、IPネットワーク製品を拡充した。5月には日本IBMによるIP&FCoE製品のOEM採用を発表。今後は、トレーニングや認定取得の支援、マーケティング連携など、パートナーシップを拡大させるという。

 ファウンドリー買収後のブロケードの動向について、青葉社長は「お客様から特に心配されたファウンドリー系の新製品に関しても、高速でコストパフォーマンスの高いロードバランサやスイッチが出荷できた」と述べた。

 日本でも5月から組織が完全に統合化され、営業はSAN製品もLAN製品も両方とも販売できる体制が整ってきたという。今後はブロケードとファウンドリーの製品統合は続けられ、2010年以降にはBrocade DCXおよびBrocade NetIron MLX向けのCEEブレードも投入されるという。

 さらに、品質向上の取り組みも進めていく。もとより、同社のSAN系製品はパケットロスや遅延などの許されないデータセンターに合わせた製品の品質を提供してきたが、これを旧ファウンドリー製品にも適用する。「ファウンドリー製品の品質が低いわけではないですが、製品の不良率などを調べるとブロケード製品と3倍くらいの開きがあります」ということで、製造テストの拡大や新しい品質管理項目の追加、ツールやプロセスへの投資を行なう予定。

 こうした施策を元に、2012年にはSAN市場でのリーダーシップを拡大しつつ、IPネットワーク市場でもNO.2のポジションを狙う。

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