「RIDEBACK」や「マリみて」など放送中から高い評価を得ていた既刊タイトルや、新OVAシリーズ「異世界の聖機師物語」などが発売される中、秋葉原のショップで最も注目されていたのは、火曜日に入荷した「ふわふわ時間」だ。取材で回った全ての店舗で、火曜日と変らぬ販促展開が行なわれており、アソビットゲームシティでは、澪のコスプレをした女性スタッフの姿も見られた。
そんな「けいおん!」尽くしの中で、新OVAシリーズとして登場したのが「異世界の聖機師物語」。同作品の原作と総監修を担当しているのは梶島 正樹氏。同氏といえば、パイオニアの黄金時代を支えた人気テレビシリーズ「天地無用」でキャラクターデザインなどを担当したことでも知られる鬼才だ。
大々的なコーナー展開は行なわれていなかったものの、客層の年齢が高めの店舗では「『天地無用!』をリアルタイムで見ていた世代の人が購入していっていますよ」といった話を聞くことができた。
BD(6300円)とDVD(5040円)の2つのメディアで同時発売された「異世界の聖機師物語」。第1巻には、映像特典として“ノンクレジットオープニング”、“設定資料集”と音声特典の下野紘、米澤円、桑谷夏子の3人が出演する“キャストこめんたりー?!”を収録している
テレビ放送の第7話“自覚 realization”から第9話“拒絶 rejection”までを収録した「カオスヘッド」の第3巻が発売された。発売されたパッケージには、通常版とスペシャルパックの2種類があり、スペシャルパックには西條七海のフィギュアが同梱されている。また通常版との共通映像特典として、先行トレーラー映像も収録。
秋葉原のショップでは、ほとんどのショップでフィギュアを同梱したスペシャルパックのみを販売していた。
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