聖地巡礼の人が仙台市にやってくるなど、大ヒットを記録した「かんなぎ」の最終巻となる第7巻が店頭に並んだ。第7巻には、テレビ放送の最終話“第十三幕「仁、デレる」”と、テレビ未放送のエピソード“第十四幕「もしもこんな『かんなぎ』があったら…」”の2話を収録している。
“第十四幕「もしもこんな『かんなぎ』があったら…」”では、仁の所属する美術の先輩が思わぬ臨時収入を手にしたものの、使い道が思いつかず、映画を撮影することになるという様子を描いたもの。
テレビ放送のOP映像では、ナギが主演で主要登場キャラクターたちが撮影スタッフなどになり映画撮影を行なっていたため、第14幕では、それらの物語が展開するのかと思いきや、全く違ったストーリーで、30歳以上であれば思わず突っ込みを入れたくなるパロディが満載の内容だ。
ショップスタッフからは「ナギ様も終了で、少しさびしいですね」、「かんなぎも最後まで予約数量は大きく減ることなく走りきったので、良作といってもよいでしょう」といった声があった反面、「テレビ放送が割と尻切れな感じになってしまっていたので、未放送で補完されているかと思っていました。でもまったく別ストーリーだったので、モヤモヤ感が少し残っています」と話すスタッフもいた。
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