このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

WWW完全制覇 第3回

今さら聞けないWebサーバの役割と機能

2009年05月19日 08時00分更新

文● 遠藤哲、中塚寛幸、ネットワークマガジン編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

Webブラウザと対になる存在が、Webサーバだ。WebサーバはWebブラウザのリクエストに応じて、Webのコンテンツを送信する役割を持つ。では、具体的にどんな機能を持っているのか、Webブラウザとどのように通信を行なうのか見てみよう。

Webサーバの基本機能

 Webブラウザの仕組みがわかったら、次はWebサーバを見てみよう。Webサーバでは、Linuxとの組み合わせで広く使われている「Apache(画面1)」や、Windowsに付属する「IIS(Internet Information Services)」が有名だが、おもな機能はほぼ同様だ。ここではIISを例に解説していこう。

画面1 オープンソースのWebサーバ「Apache」のインストール直後の画面。

 Webサーバの基本機能は、Webブラウザからのリクエストに応えて、Webサーバに保存されたHTMLや画像ファイルを送信することだ。IISの場合、標準では「C:\Inetpub\wwwroot」がWebサーバで公開するコンテンツを保存するフォルダとなる。このフォルダを、IISでは「ホームディレクトリ」と呼ぶ(Apacheでは「ドキュメントルート」)。

 IISは、Webブラウザから「/iisstart.htm」のリクエストが来たら、

C:\Inetpub\wwwroot\iisstart.htm

というファイルの内容をWebブラウザに送信する(画面2)。URLのパスとホームディレクトリのフォルダ構成は連携しており、「/ascii/nmag/index.html」のリクエストに対しては、
C:\Inetpub\wwwroot\ascii\nmag\index.html
が送信される仕組みだ。

画面2 Windows Server上のホームディレクトリある「iisstart.htm」に、Webブラウザでアクセス

 なお、URLとホームディレクトリ内のリソースは1対1とは限らない。ファイルとしての実体が存在しないURLパスも存在するのだ。このような実体のないURLパスを含め、URLパスと実体のあるファイル、URLパスと呼び出すべき機能をマッピングするのもWebサーバの重要な役目である。

(次ページ、「動的なコンテンツへの対応」に続く)


 

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事
ピックアップ