このページの本文へ

運用コストを下げる単一OSのネットワーク

ジュニパー、支社向けセキュアルータとスイッチを追加

2009年05月13日 12時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

中小企業モデルを拡充したSRXシリーズ

 5月12日、ジュニパーネットワークスはセキュアルータ「SRXシリーズ」、スイッチ「EXシリーズ」の新製品を発表した。これはJUNOSという単一ソフトウェアをベースに統合管理・セキュリティなどを備えた次世代の企業ネットワーク「スマート・ネットワーク」の構想を実現する製品群。複数の拠点を持つ分散型のネットワークに必要な機能と統合管理を提供し、運用コストを大幅に下げるネットワークデザインが可能になるという。

 この構想の重要なコンポーネントがSRXシリーズだ。同社が「ダイナミック・サービス・ゲートウェイ」と謳うSRXシリーズは、ジュニパーのコア技術であるJUNOSによるルーティングとネットスクリーンのセキュリティ技術を併せ持つ統合型ルータ。ファイアウォールやVPN、アンチウイルス、IPS、Webフィルタリング、ユーザーアクセス制御などの数多くのセキュリティ機能を有し、拡張スロットに各種インターフェイスやSIPゲートウェイなどを追加できる、インターネットやWANとのゲートウェイに必要な機能を数多く盛り込んだ新しいタイプの製品だ。

 今回発表された新製品は「SRX100」「SRX210」「SRX240」「SRX650」の4製品。ローエンドモデルのSRXでもファイアウォールで600Mbps、IPSで50Mbpsのスループットを実現。SRX100以外は拡張スロットも搭載しており、オプションでSIPゲートウェイのほか、アンチウイルスやIPSの処理を高速化する「コンテンツ・セキュリティ・アクセラレータ」を搭載できる。おもに支店や営業所などのブランチでの利用を想定しており、各機器は「Network and Security Manager」で統合管理できる。

750MbpsのFWスループットを誇る「SRX210」

750MbpsのFWスループットを誇る「SRX210」

8つの拡張スロットを持つ「SRX650」

8つの拡張スロットを持つ「SRX650」

 SRXシリーズは今までシャーシ型を中心とした通信事業者・エンタープライズ向けのラインナップがメインだったが、今回の中小企業向け製品の拡充で、SOHOクラスまで一通りカバーできるようになった。参考価格はエントリ向けのSRX100が12万5900円から、SRX210が19万7900円から、SRX240が59万9800円から、SRX650が320万円からとなっている。出荷はSRX100のみ2009年第3四半期の予定で、その他はすでに提供済み。

来年にはJUNOS搭載のギガビットスイッチも投入

 一方、スイッチは24/48ポートを搭載する「EX2200-24T-4G」「EX2200-48T-4G」とPoE(Power over Ethernet)対応の「EX2200-24P-4G」「EX2200-48P-4G」の4製品。JUNOSをベースとしたL2/L3スイッチング機能を搭載する。出荷は2010年第1四半期で、価格は48万円からを予定している。

ギガビット搭載のL3スイッチ「EX2200」

カテゴリートップへ

ピックアップ