メインホールに設置されたミニステージでは、新作アニメの放送告知やクリエイターによるトークショー、サイン会などが実施された。
新作アニメの告知ステージでは、2006年に日本でテレビ放送され空前の大ブームとなった「涼宮ハルヒの憂鬱」が、香港で放送が始まるにあたって、番組のアピールが行なわれた。
「ハレ晴レユカイ」を踊るSOS団のコスプレイヤーたち。彼らは企業に雇われたわけではなく普段からコスプレヤーとして活動しているとのこと。見事なダンスを披露するだけではなく、マイクがないため歌っている音声は拾えていなかったが、熱唱もしていた
日本では、クリエイターやプロデューサーが参加してトークショーを行なうことがが多いが、香港ではファンである同作品のコスプレイヤーによるステージが行なわれていた。ちなみに香港では番組のアピールなどを行なう際には、ステージ上でダンスなどの出し物を披露することが珍しくないとのこと。
なお、アニメとの関連はわからないが、このハルヒのステージに続いて香港版“愛のエプロン”こと「美女厨房」も番組時間変更をお知らせするために、同番組のアシスタントの女の子たちがステージ上でダンスを披露していた……。
「美女厨房」の美女軍団。彼女たちがステージに姿を見せた際には、彼女たちを知らない私はポカーンとしてしまい、現地スタッフの話を聞いてようやく彼女たちが何者なのか知ることができた。しかし、こんな美女にアシスタントされるなら料理をするのも悪くない
日本からゲストとして出演したクリエイターには、香港でも大人気の「マクロスFRONTEIR」で監督を勤めた河森正治さんとキャラクターデザインを担当した江端理沙さんのほか、「らき☆すた」の原作者の美水かがみさんと、「電波女と青春男」が香港でも大ヒット中の入間人間さんも訪れ、2人のサイン会も実施された。
入間人間さんのサイン会には、スタッフの予想を大幅に超える150人近い香港のファンが参加。サイン会に参加したファンに話を聞いたところ「サインがもらえてうれしいです。『電波女と青春男』は登場人物たちが個性的なところが魅力的」と話していた
会場の片隅で、購入した「らき☆すた」グッズをならべて、拝礼していた香港の人。香港人はパワーがあると思ったが、今から10年くらい前には、こういったオタクの姿を日本でも極少数ながらあったことをふと、思い出した
香港国際展貿中心の1階に設置されたC3×KONGKONGの看板前のステージは、ステージイベントの予定は組まれていなかったが、コスプレイヤーの撮影スペース兼ダンスなどを披露する場所として使われていた
C3×HONGKONGで見つけたコスプレコンパニオン
角川洲立出版(角川グループ)のブースにいたハルヒのコスプレコンパニオンさん。香港ではかなり有名なモデル(?)さんのようで、現地のテレビ局もインタビューを行っていた
筆者一押しは、同じく角川洲立出版(角川グループ)のブースで見かけた県立北高校の制服を着た美女。鶴屋さんと朝倉を足して2で割るとこんな感じになるではなかろうか?
KOEIブースには、三国無双ONLINEのアピールに2人の美女が登場。舞台は三国志ということで、香港でも人気なのかと思ったら、無双は香港版が登場していないため、ユーザー認知度は低いらしい