ドリームパーティーなど、イベントが満載だったGWは満喫できただろうか? 筆者もドリームパーティーに参加するつもりでいたのだが、交通事故に遭ってしまいGWは家のベッドで寝て過ごすはめに……。何とか体が動くようになったので、続報が遅れていた香港レポートをお伝えしていこう。
香港人の一般的な家庭は、両親が共働きの場合がほとんどで、子供のしつけや学校への送り迎えはフィリピンなどからの出稼ぎメイドさんが行なうことが多い。そんなメイド文化が根付いている香港だが、しっかりと日本式の“メイド”喫茶があるという噂を耳にしたので、早速お店の様子を見てきた。
ASCII.jp傭兵部隊が向かったのは、香港のオタクの聖地“信和中心”を彌敦道で隔てたほぼ向かいで営業中のメイド喫茶「Maiderland」だ。同店舗がメイド喫茶として営業しているのは、第二から最終までの土日のみで、第一の土日は、執事喫茶、そして平日の水曜から金曜までは日本でいうところの漫画喫茶として営業している。
同店舗の座席数は、2人席が4組、4人席と6人掛けのソファー席がそれぞれ1席ずつ、合計18席となっている。
メニューには、ソフトドリンクや香港の一般的な食堂で提供されている軽食類のほか、涼宮春日(涼宮ハルヒ)や釘宮理惠(釘宮 理恵さん)といったアニメキャラクターや日本の声優の名前がつけられたノンアルコールカクテルも提供されている。
店内には、香港、台湾、日本などの漫画が壁一面の書棚を埋め尽くしている。漫画は自由に読めるほか、ボードゲームやWifi環境も用意されており、これらも自由に使えるとのことだ。
筆者が来店した際には、PSPをプレイする男性グループのほか、同人誌の原稿を執筆する女性客の姿も確認できた。日本のメイド喫茶にはないサービスとして、レンタルコスプレ衣装が用意されている。来店した女性客は、衣装を借りて店内でコスプレを体験することが出来るようだ。
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