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インターネット閲覧に特化した新ジャンルの情報端末

WILLCOM NSの魅力にコッテリ迫る【前編】

2009年05月01日 16時00分更新

文● ヤシマノブユキ

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フルブラウザとしてNetFrontを搭載
PCサイトもほぼそのままに表示できる

 まず注目したいのがフルブラウザ。WILLCOM NSには「NetFront」と「jigletsのブラウザ」(jigブラウザ)の2種類のブラウザが用意されている。

左は起動直後に表示されるWILLCOM NSのメニュー画面。「jiglets」を選ぶと、右画面のミニアプリ一覧が表示されるデスクトップ画面となる

 NetFrontはFlash、JavaScript、SSLに対応するなど、PCサイトとの互換性の部分で強味がある。一方、jigブラウザはjigletsが提供するデスクトップ環境と連携し、ネット上のさまざまなサービスにすばやくアクセスできる。「YouTube」のようなリッチなページや高度なセキュリティが要求されるサイトはNetFront、ウェブ検索や特定サイトへのアクセスはjigブラウザ、といった使い分けをすることになる。

 NetFrontに搭載のFlashは、Flash Player 8相当の「Flash Lite 3.1」。Flash Player 7以降を動作条件とするYouTubeの動画は無線LAN環境でなんとか再生できたが、Flash Player 9以降を必要とするニコニコ動画は視聴できなかった。Flashゲームについては、トランプやボードゲームといった動きの少ないものであればプレイできる。ヒマつぶしには軽めのFlashゲームがオススメだ。

無線LANであればYouTubeも再生できる

YouTubeの動画はコマ落ちが激しく、映像として成立しないが、音声は音飛びせずに楽しめる(無線LAN利用時)。ブラウザーを全画面表示にすると、画面にピッタリとおさまっていい感じなだけにもったいない

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