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エクスプレス予約ICサービスを詳しく検証

新幹線もケータイだけでタッチ&ゴー

2009年04月13日 16時45分更新

文● オカモト/ASCII.jp編集部

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現在は東海道新幹線のみの対応
乗車券が一体なのも若干注意が必要

 EX-ICの弱点をさらに挙げると、現在は東京-新大阪間の東海道新幹線でしか利用できない点(通常のエクスプレス予約は山陽新幹線にも対応する)。ただし、これは今夏に東海道・山陽新幹線全線への拡大がすでに決まっている。

 さらに特急券と乗車券がセットでしか購入できない点も気になる人がいるだろう。通常の乗車券では「東京都区内-大阪市内」という形で発券されるので、たとえば新宿駅から乗車する場合、新宿-東京間は運賃に含まれるが、EX-ICでは「東京-新大阪」と新幹線駅間の乗車券になるため、別途運賃が必要で、場合によっては割高になるケースも有り得る。

 紙で発券するエクスプレス予約では特急券(「e特急券」)のみ別途購入可能でその問題は回避できるが(乗車券は別途窓口で購入することになる)、「ワンタッチでゴー」の手軽さの前にはいささか回りくどい感じがする。なお、詳しい運賃は公式サイトで検索サービスが用意されている。

赤羽-天王寺間を普通車指定席で移動する場合
乗車券 特急券 在来線 合計
通常のきっぷ 8510円 5540円 1万4050円
EX-IC 1万3000円 420円 1万3420円
e特急券+乗車券 8510円 4690円 1万3200円

年に数回以上、東海道新幹線を使うなら
加入しない手はない

 クレジットカードと年会費が必要であるなど、私用で年に1、2回程度しか東海道新幹線を使わない人には、必ずしもお得とは言い切れないEX-ICだが、年数回以上、特にビジネスで利用する人には知っておかないと絶対損なサービスである。ケータイとEX-ICを最大限活用し、出張や旅行に要する時間を有効利用してほしい。


予定が決まっているなら、さらにお得な“早得”

 EX-ICではなくエクスプレス予約になってしまうが、早めに予定が決まっていて、時間に余裕があるなら「エクスプレス早得」はさらにお得である。朝6時台の「のぞみ」か、もしくは終日の「ひかり」を乗車3日前までに予約すると、たとえば東京-新大阪間(普通車指定席)では通常期の1万4050円、EX-ICの1万3000円に対し、1万2000円となる。特別割引と言ってもエクスプレス予約の一種なので、直前に都合が悪くなれば予約が変更できるのもうれしい(3日以内の変更の場合、EX-IC料金などとの差額は必要)。

東北・上越新幹線もケータイで乗車できます

 今回は東海道・山陽新幹線の「エクスプレス予約」に話を限定したが、モバイルSuicaではJR東日本管轄の新幹線(東北・上越・長野など)がチケットレスで利用できる「モバイルSuica特急券」というサービスを用意している。基本的な利用形態や割引がある点などはEX-ICとほぼ同様だが、JR東海・JR東日本と運営母体が違うだけにサービス内容で異なっている部分も多い。こちらの詳細はまた別の機会で紹介したい。


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