【人気記事ランキング(8月14日~8月20日)】“Core 2 Duo”シリーズの性能に注目が集まる! そして“Socket F”を採用したOpteronも発売に!
2006年08月22日 23時05分更新
“Core 2 Duo”シリーズがついに発売となり、その性能に注目が集まるなか、AMDがAthlon 64 X2とCore 2 Duoの比較店頭デモを開催。Athlon 64 X2が優れていることを観客の前でアピールした。一方のインテルも、TSUKUMO eX.の3階にCPU対決デモ機を設置。ベンチマーク結果の一覧表を掲載するほか、デモ機で「CINEBENCH」や「Superπ」を実際に動作できるようにしている。こちらのベンチ結果ではインテル製CPUのほうが優れており、まさに両社のガチンコ対決がデモで勃発した。
また、「Core 2 Duo E6300」の基本性能からオーバークロックまでを検証した【T指令のパーツで遊ぼう!! No.10】と【同 No.11】にアクセスが集中し、こちらからも“Core 2 Duo”の人気の高さが伺える。
AMDがAthlon 64 X2とCore 2 Duoの比較店頭デモを開催し、各種ベンチマークや消費電力においてAthlon 64 X2が優れていることを観客の前でアピールした | インテルは、TSUKUMO eX.店内に両社のフラッグシップモデルのCPUを搭載したデモ機を用意。インテル製CPUのほうがベンチマークで優位としている |
新型Opteronの販売がスタートした。この新型Opteronは、DDR2 SDRAMへの対応やハードウェア仮想化技術“AMD Virtualization(AMD-V)”を搭載しているのが特徴。ラインナップはシングル向け1000シリーズ、デュアル向け2000シリーズ、4P向け8000シリーズの3種類があり、TDP95Wの通常版とTDP68Wの低消費電力版(モデルナンバー末尾にHE)、高クロック高TDPの“Special Edition”(TDO120~125W、末尾にSE)合わせて計23モデルが用意されている。
このうち1000シリーズはAthlon 64 X2でも採用されているSocket AM2を、2000と8000シリーズは1207ピンで構成される新しい“Socket F”を採用。“Socket F”はLGA775のようにマザーボード側にピンが配置されるLGAタイプのソケットとなるのも目新しいところだ。
Socket F対応のマザーボードはTyanから2モデル「Thunder h2000M」と「Tiger K9HE」が発売。前者がチップセットにBroadcom“HT2000”+“HT1000”を、後者がBroadcom“HT1000”を搭載するサーバー/ワークステーション向けの製品となっている。
高クロック高TDPの“Special Edition”「Opteron 2220 SE」(2.8GHz/L2 1MB×2/120W) | “Socket F”はLGA775のようにマザーボード側にピンが配置されるため、CPUにピンがない |