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雨のなかインテル社員も視察! AMDがAthlon 64 X2とCore 2 Duoの比較店頭デモを開催!

2006年08月12日 23時23分更新

文● 北村

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 日本AMD主催の“AMD Athlon 64 X2デュアルコア・プロセッサ vs インテル Core 2 Duoプロセッサ 比較店頭デモ”がTSUKUMO eX.で開催された。「Athlon 64 X2 4200+」(2.2GHz)と「Core 2 Duo E6300」(1.86GHz)を搭載したデモ機でベンチマークを計測し、どちらが優れているかを比較。2万5000円前後のメインストリーム帯のCPUを使用したデモとあって、大勢の人が見学していた。

デモ機 デモ機のスペック
「Athlon 64 X2 4200+」(写真左)と「Core 2 Duo E6300」(写真右)を搭載したデモ機。デモ機のスペックは写真の通り。公平な環境を揃えるため、HDDや電源などは同じパーツを使用している

 まず32bit環境で性能を比較するために、「Windows XP Home Edition SP2」で「HDBENCH」と「A列車で行こう7」のベンチマークが実行された。「HDBENCH」の結果、CPUの整数演算ではCore 2 DuoがAthlon 64 X2より24%ほど速かったが、浮動小数点演算ではAthlon 64 X2のほうがCore 2 Duoより27%ほど速い結果となった。また、メモリの読み書き速度でもAthlon 64 X2を搭載したデモ機のほうが20%ほど速かった。「A列車で行こう7」のフレームレートでは僅差でAthlon 64 X2が勝ったが、あまり差がないためか、AMDは「これでは勝った気がしない」と謙虚な姿勢。次に「3D Mark 06」「3D Mark 05」、「FFベンチ3」、「信長の野望オンライン」、「Superπ」(104万桁)のベンチ結果を一覧で紹介。「FFベンチ3」と「Superπ」以外ではAthlon 64 X2のほうが速い結果となっていた。Core 2 Duoは「Superπ」に強いものの、それ以外ではAthlon 64 X2に軍配が上がった。とはいえ、32bit環境ではさほど大差がないといえる。

「A列車で行こう7」計測中 その他のベンチ結果
「A列車で行こう7」のベンチマークを計測中。2台のモニタを並べて同時に実行しているため、ベンチ結果を比較しやすい32bit環境での各種ベンチ結果。円周率の計算をしたい人はCore 2 Duoを、それ以外の人はAthlon 64 X2をチョイスするべき?

 次に64bit環境で比較するため、「Windows XP x64 Edition」を起動。64bitに対応した「CINE BENCH 9.5」と「サクラエディタ」で処理速度を比較した。「CINE BENCH 9.5」でレンダリングを実行したところ11%ほどAthlon 64 X2のほうがスコアが勝っていた。また、「サクラエディタ」では、“intelはいってる。”という文字が7万語も入力されたテキストを“AMDはいってる。”という文字に置換する処理時間を競った。結果は9秒差でAthlon 64 X2が勝利。64bit環境ではAthlon 64 X2が有利だということを証明した。

「サクラエディタ」 イベントの様子
“intelはいってる。”という文字が7万語も入力されたテキストを“AMDはいってる。”という文字に「サクラエディタ」で置換。観客は、処理時間より置換する文章のほうでザワザワとしていたようだ本日は午後から雨が降り出し、一時は雷も鳴っていたのだが、大勢の人が傘をさしてデモを見学。なかには神妙な顔つきで見学しているインテルの社員も数人見かけた

 最後に、アイドル状態にあるデモ機の消費電力をワットチェッカーで計測。「Athlon 64 X2 4200+」(TDP89W)のデモ機の消費電力は114W、「Core 2 Duo E6300」(TDP65W)のデモ機の消費電力は139Wと大きく差が出ていた。「ピーク時の消費電力はCore 2 Duoの方が有利」としたうえで、「Core 2 Duoは消費電力が低いというイメージがあるが実際はこのとおり」と両デモ機の消費電力の差を見学者にアピールした。
 なお、本日と同様のデモを明日T-ZONE.PC DIY SHOPで、27日にドスパラ秋葉原本店でも実施する予定だ。

ワットチェッカー
ワットチェッカーでデモ機の消費電力を計測。雨でコンセントやキーボードがズブ濡れなのに非常にハラハラした。なお、計測した結果とTDPの差が大きいことについてAMDは、「AMDとインテルではTDPの算出方法が違う」と説明

 一方のインテルも黙ってはいない。同店3階にCPU対決デモ機を設置。「Core 2 Extreme X6800」と「Core 2 Duo E6700」vs「Athlon 64 FX-62」と「Athlon 64 X2 5000+」の頂上対決として、ベンチマーク結果の一覧表を掲載するほか、デモ機で「CINEBENCH」や「Superπ」を実際に動作できるようにしている。こちらのベンチ結果ではインテル製CPUのほうが優れている。まさに両社のガチンコ対決が勃発した今回のイベント。今後行なわれるであろう両社のデモからはしばらく目が離せそうにない。

インテルのデモ機対決 ベンチ結果
インテルは、TSUKUMO eX.店内に両社のフラッグシップモデルのCPUを搭載したデモ機を用意まさに頂上対決となるベンチ結果は写真の通り。インテル製CPUを示す赤いバーがAMD製の緑のバーより長く、高性能なことをアピール
「Core 2 Duo E6700」デモ機スペック 「Athlon 64 FX-62」デモ機スペック
デモ機のスペックは写真の通り
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