このページの本文へ

Mac Pro-2.66GHz(2006年8月発表)

写真でわかるMac Proの増設方法(メモリー編)

2006年08月14日 17時24分更新

文● 編集部 広田稔

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
FB-DIMM
『Mac Pro』が採用するFB-DIMMメモリー

米インテル社製CPUを搭載したMacの中では、最もユーザーが交換できるパーツの数が多い『Mac Pro』。今回はメモリーの増設方法を確認していこう。

Mac Proが採用するメモリーは、Macで初めて採用された“667MHz DDR2 ECC FB-DIMM (Fully Buffered DIMM)”仕様のもの。標準構成モデルのメモリー容量は1GBで、最大容量は16GBだ。



2枚1組のモジュールを決められたスロット順に差す

Mac Proのメモリーはマザーボードに直接差すのではなく、“ライザーカード”と呼ばれる基盤上に装着する。メモリースロットは2枚のライザーカードに4スロットずつ、合計8スロット用意。標準状態では512MBのモジュールが上段のライザーカードに2枚差さっている。

注意しておきたいのは、モジュールは2枚1セットで同じ容量のものを増設する必要があるということ。またスロット側も、モジュールを取り付ける順番が決まっているので覚えておきたい。スロットの増設順と現時点におけるApple Storeでのメモリー価格は以下のとおり。

増設順番メモリーのペアは、標準でモジュールが差さっている上段ライザーカードの端子側に次いで、下段ライザーカードの端子側、上段ライザーカードの残り、下段ライザーカードの残り――という順番で増設していく
メモリー容量 内訳 価格
1.0GB 512MB×2枚 3万7800円
2.0GB 1GB×2枚 8万8200円
4.0GB 2GB×2枚 18万9000円

注意:作業前には、本体を落下の危険性のない場所に置き、必ず静電気を除去してください。分解作業はユーザー自身の責任のもとに行うことを前提としており、個々の環境に関してASCII24編集部やメーカーでは問い合わせに応じられません。また、分解作業に伴ういかなる損害も、ASCII24編集部/メーカー/ショップは補償できないことをご了承ください。


1.筐体を開く

レバー 側面パネルを開く
本体背面のレバーを引き、筐体の側面パネルを取り外す

2.ライザーカードを抜く

ライザーを抜く
ライザーカードを引き抜いて、柔らかい布の上に置く

3.メモリーを取り付ける

メモリーを増設
メモリーの端子の方向を確かめてスロットに差し込む。ライザーカードをMac Pro本体に戻して、側面パネルを戻せば作業完了だ


カテゴリートップへ

ASCII.jp RSS2.0 配信中