本日AMDから発表されたデュアルコアCPU“Athlon 64 X2”であるが、TSUKUMO eX.で6月18日に発売予定とアナウンスをしている。価格は「Athlon 64 X2 4200+」が6万6200円、「Athlon 64 X2 4400+」が7万1800円、「Athlon 64 X2 4600+」が9万9100円、「Athlon 64 X2 4800+」が12万3600円。また同時にTSUKUMO eX.とドスパラアキバ店で「Athlon 64 X2 4800+」を搭載したデモ機の展示も開始された。
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TSUKUMO eX.のポップ。各“Athlon 64 X2”の価格がアナウンスされたのは初めて |
“Athlon 64 X2”はL2キャッシュ容量の異なる2種類のコアが存在する。4400+(2.2GHz)と4800+(2.4GHz)が各コアに1MBずつ計2MB、4200+(2.2GHz)と4600+(2.4GHz)が各コアに512KBずつ計1MBのL2キャッシュを搭載する。すべて90nmプロセスで製造されており、DDR400のデュアルチャンネル接続に対応。Socket 939に対応しており、同社は基本的に“Athlon 64 X2”に対応したBIOSへのアップデートのみで従来のSocket 939マザーでも使用できるとしており、TSUKUMO eX.で展示されているデモ機には、ASUSTeK製のマザーボード「A8N-SLI Deluxe」に対応BIOSを当てて動作させている。
またドスパラアキバ店では、「Athlon 64 X2 4400+」を搭載したショップブランドPC「Thunderstorm SLI X2」の予約を開始した。6月下旬に発売予定で価格は19万9800円。デュアルコア対応の“Opteron 2xx”や“Pentium D”に続き“Athlon 64 X2”の登場により、本格的なデュアルコアCPU時代が到来することになりそうだ。
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TSUKUMO eX.でデモ機に使用されている「Athlon 64 X2 4400+」。OPNは“ADA4800DAA6CD”で、同社のウェブサイトによるとコア電圧は1.35V-1.40V、TDPは110W | | デモ機では「CPU-Z」によるデータも公開されていた |
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ドスパラアキバ店でもデモが行なわれている | | ドスパラアキバ店では「Athlon 64 X2 4400+」搭載のショップブランドPC「Thunderstorm SLI X2」の受け付けも開始した |
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