今まで「Sempron-3100+」のみだったSocket 754版Sempronに、本日新たなモデルが加わった。登場したのは「Sempron-3000+」「Sempron-2800+」「Sempron-2600+」の3モデルだ。
![]() |
![]() | |
---|---|---|
本日発売された「Sempron-3000+」「Sempron-2800+」「Sempron-2600+」の3モデル | パッケージサイドのスペック。「Sempron-3000+」は、発売中の上位モデル「Sempron-3100+」の2次キャッシュ128KB版ともいえるモデルだ。OPNは“SDA3000AIO2BA”となる |
発売された3モデルは、いずれもパッケージに“90nm”と書かれたシールが貼られており、これは先月発売された90nmプロセスの「Sempron-3100+」と同じだ。現在も90nmプロセスのデスクトップ版Sempronについての記述が同社ウェブサイトにないため詳細は不明だが、パッケージには例によって実クロックとキャッシュ容量が記載されている。それによると「Sempron-3000+」はクロック1.8GHzで2次キャッシュ容量128KB。同じく「Sempron-2800+」が1.6GHz/256KB、「Sempron-2600+」が1.6GHz/128KBというもの。ちなみに、先行して販売されている「Sempron-3100+」は1.8GHz/256KB。同クロックにもかかわらず、2次キャッシュ容量の違いのみでモデルナンバーが異なるという点は注意したほうがよいだろう。
本日入荷を確認したのはT-ZONE.PC DIY SHOPのみで、価格は「Sempron-3000+」が1万2054円、「Sempron-2800+」が1万479円、「Sempron-2600+」が9240円。このほかクレバリー1号店をはじめ、明日から多数のショップでも販売が始まる予定だ。ちなみに、T-ZONE.PC DIY SHOPによるとBIOSの対応が必要とのこと。購入前に手持ちのマザーボードの対応状況や、BIOSの対応状況を確認したほうがよさそうだ。
