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1万円割れのモデルも!Socket 754版Sempronの下位モデル3製品が同時に販売開始!

2005年02月17日 21時10分更新

文● 増田

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 今まで「Sempron-3100+」のみだったSocket 754版Sempronに、本日新たなモデルが加わった。登場したのは「Sempron-3000+」「Sempron-2800+」「Sempron-2600+」の3モデルだ。

3モデル Sempron-3000+
本日発売された「Sempron-3000+」「Sempron-2800+」「Sempron-2600+」の3モデルパッケージサイドのスペック。「Sempron-3000+」は、発売中の上位モデル「Sempron-3100+」の2次キャッシュ128KB版ともいえるモデルだ。OPNは“SDA3000AIO2BA”となる

 発売された3モデルは、いずれもパッケージに“90nm”と書かれたシールが貼られており、これは先月発売された90nmプロセスの「Sempron-3100+」と同じだ。現在も90nmプロセスのデスクトップ版Sempronについての記述が同社ウェブサイトにないため詳細は不明だが、パッケージには例によって実クロックとキャッシュ容量が記載されている。それによると「Sempron-3000+」はクロック1.8GHzで2次キャッシュ容量128KB。同じく「Sempron-2800+」が1.6GHz/256KB、「Sempron-2600+」が1.6GHz/128KBというもの。ちなみに、先行して販売されている「Sempron-3100+」は1.8GHz/256KB。同クロックにもかかわらず、2次キャッシュ容量の違いのみでモデルナンバーが異なるという点は注意したほうがよいだろう。
 本日入荷を確認したのはT-ZONE.PC DIY SHOPのみで、価格は「Sempron-3000+」が1万2054円、「Sempron-2800+」が1万479円、「Sempron-2600+」が9240円。このほかクレバリー1号店をはじめ、明日から多数のショップでも販売が始まる予定だ。ちなみに、T-ZONE.PC DIY SHOPによるとBIOSの対応が必要とのこと。購入前に手持ちのマザーボードの対応状況や、BIOSの対応状況を確認したほうがよさそうだ。

CPU ポップ
パッケージには“90nm”と書かれたシールが貼られている。クレバリー1号店のモデルナンバーとクロック/キャッシュの関係を示したポップ。同クロックにもかかわらず、2次キャッシュ容量の違いのみでモデルナンバーが異なるので注意が必要だ
Sempron-2800+ Sempron-2600+
「Sempron-2800+」。OPNは“SDA2800AIO3BA”「Sempron-2600+」。OPNは“SDA2600AIO3BA”で2800+の2次キャッシュ容量128KB版となる
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