音質を重視するユーザーの間で人気だったオンキヨーのサウンドカード「SE-80PCI」の後継モデルである「SE-150PCI」が登場した。PCIバス対応で、専用のケーブルを使って7.1ch出力が可能なのが特徴。
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音質重視したオンキヨーのサウンドカード「SE-150PCI」 |
まず基板を見て驚くのが、オーディオ機器の基板のようにコンデンサが林立しており、特に中央には2つの巨大なコンデンサが搭載されているところ。同社のウェブページによれば、これは高級オーディオ機器にも採用される電解コンデンサで、カードへの電源供給を安定させるという。また、基板上にコの字型の7(W)×1.0(D)mmの“銅バスプレート”を配置。ノイズの原因となる“グランド電位”の揺らぎを抑え、微小な信号も漏らすことなく再生することが可能になったという。アナログ出力では、パルス性ノイズを除去して滑らかな信号を生成する同社独自の技術“VLSC(Vector Linear Shaping Circuitry)”を使用することにより、MP3などの圧縮音源でも表現力が向上するという。
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ノイズの原因となる“グランド電位”の揺らぎを抑え、微小な信号も漏らすことなく再生することが可能にする“銅バスプレート” |
音源チップにはVIA製の“Envy24HT”を使用。24bit/192kHzの出力が可能で、S/N比は110dB。インターフェイスはデジタル入力×1、デジタル出力×1、アナログ出力×1(コンポジット)、アナログ入力×1(内部)となっており、マルチ入出力ケーブルをカードと接続することにより、7.1chアナログ出力、アナログ出力×1(コンポジット)、マイク入力×1(ミニジャック)を増設可能。価格と販売している店舗は下記の表を参照。
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背面のインターフェイスは、デジタル入力×1、デジタル出力×1、アナログ出力×1(コンポジット)に、付属のマルチ入出力ケーブルを接続する端子が用意されている | | 前モデルの「SE-80PCI」にはなかったアナログ入力端子 |
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音源チップにはVIA製の“Envy24HT”を使用 | | 同梱されるマルチ入出力ケーブル |
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マルチ入出力ケーブルとカードを接続するとこのようになる | | 付属品は、マルチ入出力ケーブルとコンポジットケーブル、ドライバCDなどが同梱される |
価格 |
ショップ |
\13,408(土曜から販売) |
クレバリー1号店 |
\13,650 |
スーパーコム |
\13,650 |
俺コンハウス |
\13,800 |
OVERTOP |
\13,800 |
ぷらっとホーム |
\13,860 |
USER'S SIDE本店 |
\13,900円(完売) |
パソコンハウス東映 |
\13,970円(完売) |
フェイス |
\13,980円 |
TWOTOP秋葉原本店 |
\14,490円(完売) |
アーク |
\14,800円 |
TSUKUMO eX. |
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