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ソニー、インテル最新CPU搭載のVAIO“type R”や“type U”の新モデルなどを発表

2004年11月15日 14時59分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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ソニー(株)とソニーマーケティング(株)は15日、ソニーマーケティングの直販サイト“ソニースタイル”のCTO(注文仕様生産)サービスの1メニューとして、デスクトップパソコンVAIO“type R”の従来機種『VGC-RA71S』『VGC-RA71PS』向けに、インテル(株)の最新CPU“ハイパー・スレッディング・テクノロジ(HTテクノロジ)”対応Pentium 4 570-3.80GHzを加えることを発表した。また同時に、小型ノートパソコンVAIO“type U”のソニースタイル限定新モデル『VGN-U71P』と、ノートパソコンVAIO“type B”の法人向け新モデル『VGN-B90PSY7』『VGN-B90PSY8』を発表した。



type RのCTOメニューにインテルの新CPUを追加

type Rは、高速なアーキテクチャーと、ハードウェアの性能を引き出す冷却機構を採用したデスクトップパソコン。ビデオ編集/DVD作成機能を強化したマシンとして、秋冬モデルでは上位機種がデジタルハイビジョン録画に対応した

VGC-RA71S/VGC-RA71PS
VGC-RA71S/VGC-RA71PS

ソニースタイル限定の秋冬モデル『VGC-RA71PS』『VGC-RA71S』は、CTOサービスを使うことで、最大1.6TB(400GB×4、シリアルATA、毎分7200回転)のHDDや、最大2GB(512MB×4、DDR SDRAM、DDR 533対応、デュアルチャネルのメモリーといった、店頭モデルにはない構成を選択できるのが特徴(※1)。CPUは、これまでHTテクノロジ対応Pentium 4 560-3.60GHzなど4種類から選択可能だったが、今回それらを上回る性能のHTテクノロジ対応Pentium 4 570-3.80GHzが選択肢として追加された。

※1 店頭モデルの最上位機種『VGC-RA71P』は、HDDが約500GB(250GB×2)、メモリーが1GB(512MB×2)。なお、店頭モデルでHDDを2台以上搭載するモデルは、出荷時に“RAID 0(ストライピング)”の設定になっているが、ソニースタイルモデルの場合“RAID 0”“RAID 設定なし”から選択可能

ソニースタイルのCTOサービスで選択可能なスペックは、CPU/HDD/メモリーのほか、光ドライブ(DVD+R DL書き込み対応DVDスーパーマルチドライブのみ、もしくは同ドライブとDVD-ROMドライブの“ツインドライブ”)、グラフィックスチップ(カナダATIテクノロジーズ社のRADEON X600 XTもしくは、RADEON X300。ビデオメモリーはいずれも128MB)。そのほか、TV録画機能の有無、モデムの有無、USBジョグコントローラーの有無、Officeソフトの有無、ディスプレーの有無も選択できる。オーディオ機能はインテルHigh Definition Audio準拠の3Dオーディオ(DirectSound 3D対応)を搭載。ソニースタイルの最大構成(1.6TB)にした場合、デジタルハイビジョン放送は、BSデジタルで最大115時間、地上デジタルで約144時間の録画が可能。MPEG録画は高画質で約424時間。DV映像は約110時間記録できる。

インターフェースはUSB 2.0×7(前面3、背面4)、10/100/1000BASE-T、i.LINK(TS)、i.LINK(S400、6ピン)、i.LINK(S400、4ピン)、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)、DVI-D、光デジタルオーディオ出力(角型)、V.90対応56kbpsモデムほかを装備する。拡張スロットは、PCI×2(空き1)、PCI Express x1×1、PCI Express x16×1のほか、メモリースティック用(メモリースティック PRO対応)、CF(Type I/II)用、xDピクチャーカード用、SDメモリーカード/MMC用、PCカード(Type II、CardBus対応)用を搭載する。付属するアプリケーションは、動画編集ソフト『Adobe Premiere Pro 1.5』、『PictureGear Studio Ver.2.0』、『Click to DVD Ver.2.1』、レタッチソフト『Adobe Photoshop Elements 2.0』、マルチチャンネル対応の編集ソフト『DVgate Plus Ver.1.3』、ライティングソフト『RecordNow! 7』など。

本体サイズは幅188×奥行き402×高さ410mmで、重量は約16kg。なお型番は、Windows XP Professional SP2を選択した場合VGC-RA71PS、Windows XP Home Edtion SP2を選択した場合はVGC-RA71Sとなる。新CPUは本日より選択可能で、同CPUを選択した場合の価格は23万3800円から。



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