2日(土)、販売開始となった「Windows XP Media Center Edition 2005」。テレビ/ビデオ機能、CD/オーディオファイル/DVD再生をはじめとするAV機能を強化したWindows OSで、これらの操作をリモコン1つで可能にした新しい形のOSといえる。これまでメーカー製PCのみの搭載となっていたところに、“2005”へのバージョンアップとともにOEM版の販売が開始となった形だ。その機能と深く関わるTVチューナ/キャプチャカードは同OS専用モデルが、さらに操作用のリモコンも専用製品が必要など、導入に関しては若干ハードルが高くなるのが現在の問題点だ。
ちなみに、トップとなったのは拳銃型マウス。10月1日(金)には販売がはじまっている。
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2日(土)、販売開始となった「Windows XP Media Center Edition 2005」 | | 「Windows XP Media Center Edition 2005」専用キャプチャカード「MonsterTV PH-GTRMB」。ただしドライバはダウンロードで入手する必要があり、要はカード本体だけという製品 |
もう1つ注目を集めたのが、Transmeta“Efficeon”の性能チェック。省電力をウリにして話題となった同社製“Crusoe”の後継となるCPUだ。こと体感性能という点ではハンデを負っていた“Crusoe”に対し、「“Efficeon”は同消費電力のPentium Mと張り合う性能を持つ」というのがTransmetaの主張。その実態やいかに?
ちなみに、テストで用いられた“Efficeon”オンボードマザー、IBASE Technology製「MB860」だが、先週アキバに入荷しており販売も行われている。
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“Efficeon”オンボードマザー、IBASE Technology製「MB860」 |