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HDPS-M1

HDPS-M1

2004年07月05日 00時00分更新

文● 吉田 武

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フォトストレージとしては及第点

AYUMIさん

 使っていて気になった点もある。まず、本体の動作状態がいまひとつわかりにくい。状態を表示する手段がLEDだけで、さらに1つのLEDに複数の意味合いを持たせているので一見してわかりにくい。操作に慣れるまでは、本当に正常にバックアップできたのか不安があった。モノクロでかまわないので、バックライト付きの小型液晶インジケーター的なものが装備されていれば、より安心できただろう。

 もう1点は、バッテリ駆動時間だ(バッテリーは内蔵リチウムイオン)。持ち運びにあたり小型化したためやむを得ないと思うが、連続駆動時間が60分というのはいささか不安だ。コピー動作時以外は直後にスリープするので、実質はコピーしている時間=駆動時間ということになるのだろうが、こうした撮影会や旅行先では、やはり最低でもこの2倍ぐらいの駆動時間が確保されていたほうが安心だ。

 結論としては、場所を選ばない携帯性と、撮影のリズムを崩さない操作性から、HDPS-M1はフォトストレージとしては及第点だといえる。最近はだいぶ低価格になったとはいえ、メモリーカードは決して安い製品ではない。メモリカードを複数枚買う金銭的負担や、バックアップ用にパソコンを持ち運ぶ労力、パソコンの残りHDD容量に気をもむくらいなら、HDPS-M1をおすすめしたい。撮影が楽しくて、メモリーカードの残量不足に悩みがちなユーザーは導入を検討してみてはいかがだろうか。




HDPS-M1のスペック
内蔵HDD 40GB
対応メディア メモリースティック/メモリースティックPRO/メモリースティック デュオ/メモリースティックPROデュオ、CFカード(Type I/II、マイクロドライブ)
インターフェース USB2.0
バッテリー 内蔵リチウムイオン
バッテリー駆動時間 約60分
充電時間 約4時間
サイズ 幅135×奥行き92×高さ30mm、約300g
対応OS Windows XP/2000/Me、MacOS
付属品 ソフトウェア「Photo Diary」、ACアダプター、USBケーブル、キャリングケース、ハンドストラップ


【お知らせ】アフィニティネイション主催、7月の撮影会


7月11日“スレンダーアイドル”
KAORI・大崎ちな
7月18日“注目アイドル”
河合ひな・佐川ゆか
7月19日“ダイナマイトDAY”
川原洋子・AYUMI
7月25日“セクシーキュート”
かでなれおん・三嶋りほ

詳細は公式Webサイト“ai-land”を参照ください。

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