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ロキシオ、CD/DVD作成や静止画/動画編集などの機能をワンパッケージ化した『Easy Media Creator 7』を発売

2004年06月03日 22時36分更新

文● 編集部 内田泰仁

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ロキシオ・ジャパン(株)は3日、CD/DVD作成やビデオ編集などの機能を持つ統合型デジタルメディアソフトウェア『Easy Media Creator 7』を18日に発売すると発表した。価格は1万7000円。

『Easy Media Creator 7』

同社製品群に新たに加わる『Easy Media Creator 7』は、同社CD/DVDライティングソフトシリーズの最新版『Easy CD & DVD Creator 7』、静止画編集/管理ソフト『EASYデジカメクリエーター(PhotoSuite 7)』、ビデオ編集ソフト『EASYビデオクリエーター(VideoWave 7)』、DVDバックアップソフト『Easy DVD Copy(Disc Copier)』の4タイトルをワンパッケージ化した“オールインワンパッケージ”製品。統合型デジタルメディアソフトとして、操作性の統一化と各ソフトのシームレスな連携を図り、アップルコンピュータ(株)が発売する同種の製品『iLife』に対抗できる“Windows環境用の製品”を目指し開発されたという。日本版に先駆け、2月にアメリカ、5月にはヨーロッパで発売されている。

『Easy Media Creator 7』に含まれる4種類のソフト『Easy Media Creator 7』で作成/操作できる主なデジタルメディア

『Easy Media Creator 7』に含まれる各アプリケーションの概要は以下の通り。

『Easy CD & DVD Creator 7』
『Easy Media Creator 7』の核となる、CD-R/RWおよび記録型DVDライティングソフト。パケットライト機能“Drag-to-Disc”を内蔵。ライティングエンジンの高速化が図られ、従来バージョンより10%以上スピードアップされ、128bitのデータ暗号化とパスワードロックが施せる“セキュリティーCD/DVD作成”機能や、あらかじめ指定したスケジュールでHDD上のファイルデータをCD-R/RWや記録型DVDにバックアップする機能が新たに追加されている
『EASYデジカメクリエーター(PhotoSuite 7)』
デジタルカメラで撮影した静止画の編集/管理ソフト。一般的な画像編集機能のほか、赤目の自動修正や切り抜きに便利な“輪郭トレース”による範囲選択、細かい部分の修正が可能な“補正ブラシ”機能、パッチ処理による一括画像加工/ファイル名変更などの機能を持つ。また、“STORYBOARD”機能により、写真やビデオに音楽/ナレーション/トランジションエフェクト/テキストタイトル/表示画像のズームやパンニングなどを追加できるスライドショーを作成できる。作成したスライドショーは“VCDBuilder”でビデオCD化が可能
『EASYビデオクリエーター(VideoWave 7)』
自動シーン検出を持つDVキャプチャー機能やムービーデータと音楽を選ぶだけで自動的に新しいムービーを作成する機能などを持つ簡単な操作でムービー編集を行なうモードと、映像/音声/テキスト/トランジションエフェクトを1画面で見渡し高度な編集を行なうタイムライン編集機能の両方を備えるビデオ編集ソフト。
MPEG-2ファイルの編集時に変更部分のみを再エンコードすることにより作業時間の節約とビデオ品質を維持が可能な“スマートMPEGレンダリング”や、高音質で圧縮効率の高い“ドルビーデジタル”に対応したエンコーダーを搭載し、タイムライン編集では、音声トラックの音量レベルを視覚的にわかりやすい折れ線グラフで調整ができる。作成した映像は、DVD-Video形式でのDVD化(メニュー作成などのオーサリング機能内蔵)のほか、DVテープへの書き戻し、MPEG-1/2やWindows Media Video、DivX形式でのファイル保存といった方法で出力可能
『Easy DVD Copy(Disc Copier)』
RAWモードコピーなども備えるCD/DVDバックアップソフト。4.7GBを超える容量のDVD-Videoを1枚のDVDメディアに圧縮バックアップしたり、指定したタイトルや音声の見抜きだしてコピーしたりすることもできる。コピープロテクトされたメディアのバックアップには対応しない

『Easy Media Creator 7』の主要機能各機能の連携相関図

必要システムは、OSがWindows 2000(SP4以降)/XP SP1以降、CPUがPentium III-1.2GHz以上、メモリーが256MB以上、HDDは全コンポーネントインストール時で1GB、ビデオキャプチャー時は5分毎に1GB、DVD-Videoディスクコピー時には4.5GBの空きがそれぞれ必要となる。

また、本パッケージに含まれる『EASYデジカメクリエーター(PhotoSuite 7)』『EASYビデオクリエーター(VideoWave 7)』『Easy DVD Copy(Disc Copier)』については、単独パッケージとしても発売される。発売時期は『EASYデジカメクリエーター(PhotoSuite 7)』と『EASYビデオクリエーター(VideoWave 7)』は『Easy Media Creator 7』と同じ18日、『EASY DVD COPY』は7月下旬。価格は『EASYデジカメクリエーター(PhotoSuite 7)』が6000円、『EASYビデオクリエーター(VideoWave 7)』が1万円、『Easy DVD Copy(Disc Copier)』は未定。

『Easy Media Creator 7』のトップ画面。上段のペインには“~を作りたい”というタスク、中段には各アプリケーション/機能へのショートカット、下段には最近操作したプロジェクトが表示されているCD/DVDライティング機能の中心となる“Creator Classic”の画面
『EASYデジカメクリエーター(PhotoSuite 7)』の佐宗入による画像一覧画面。フォルダー指定による一覧のほか、HDD内を検索してファイルの置き場所に関わらず表示する機能も持つ『EASYビデオクリエーター(VideoWave 7)』のDVキャプチャー機能の画面。自動的にシーンを検出し分割してくれる

製品発表に合わせて行なわれた記者説明会には、同社代表取締役社長の笠原健司氏、米ロキシオ(Roxio)社のワールドワイド・セールス&マーケティング担当バイスプレジデント、スコット・バーリン氏が出席し、今後の戦略などを説明した。

ロキシオ・ジャパンの代表取締役社長、笠原健司氏日本国内におけるCD/DVDライティングソフトのシェア

笠原氏は、日本市場の現状について、景気の回復傾向とコンシューマー向けパソコンの記録型光ディスクドライブの搭載率の高さの2点により「(ライティングソフトメーカーにとって)追い風が吹いている」とさらなる市場拡大に対する期待感を示し、今回の製品については「マイクロソフトのOfficeに似たコンセプトの製品で、各分野における最新の機能を持った製品をワンパッケージ化したもの」と説明。さらに「新製品によって(ロキシオがリーディングカンパニーとなり)、デジタルメディアワールドを創設したい」と述べた。

今後の国内における販売活動では、パートナー企業各社とのコラボレーションをより一層強めるとしている。具体的には、チャネルパートナー(リテール、Eコマース、法人)とは全国の販売店やEコマースサイトと特別プロモーションを展開し、「今年は特に強化していきたい」というハードウェアベンダーやCD/DVDメディアベンダーといったビジネスパートナーとの間では、体験版バンドルなどによる製品や“デジタルメディアを操作する楽しさ”の訴求を進めたいとしている。

米ロキシオ社のワールドワイド・セールス&マーケティング担当バイスプレジデント、スコット・バーリン氏北米地区における各社CD/DVDライティングソフトの売上(小売販売ベースの数値)ロキシオおよび他社のCD/DVDライティングソフトの機能比較

一方バーリン氏は、同社ライティングソフトの全世界の累積ユーザー数は1億人を突破し、2003年から現在までの北米地区における販売実績でもトップを獲得していると述べた。また今回の製品に関しては「他社もわが社と同じジャンルに進出を始めているが、統合製品として見た場合はもっとも多くの機能を備えている」として、統合型デジタルメディアソフトとしての完成度の高さを強調した。

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