Gigabyte製「GA-8S655TX Ultra」に続く第2弾の“SiS 655TX”搭載マザーが、ASUSTeKから登場した。型番は「P4S800D-E Deluxe」で、その名の通りオンボードインターフェイスを豊富に搭載した豪華モデルとなっている。
この製品は、ノースブリッジにファンレスのヒートシンクを装備し、同社独自の無線LANカードスロット「ASUS Wi-Fi wireless connector」を搭載するなど、ASUSTeKらしい出来のマザーボードだ。組み合わされるサウスブリッジには、標準でSerial ATA RAID 0/1をサポートする“SiS964”を採用。さらに、おそらく今回が初登場と思われるSerial ATA RAID 0/1/0+1をサポートする“SiS180”を搭載しているのも特徴のひとつで、合計4つのSerial ATAコネクタを装備している。そのほか,Marvell製チップによるギガビットイーサネットやVIA製チップによるIEEE1394、6チャンネル対応サウンドなどがオンボードインターフェイスとして搭載されている。
マニュアル記載の主なオーバークロック機能としては、FSBが100~300MHzの間を1MHz刻みで設定可能なほか、CPUコア電圧が1.7500~1.9500vの間を0.025v刻みで、メモリ電圧をAuto/2.55/2.65/2.75/2.85Vの中から選択可能などという記述が確認できる。また近いうちに登場が噂される“Prescott”にも対応を謳っている点も、見逃せないところだ。
本日販売を確認したのはドスパラ秋葉原2号店 Prime館のみで、価格は1万3480円。週末にかけてこの他複数のショップでも販売が開始される見込みとなっている。発売第1弾となった「GA-8S655TX Ultra」は、初回の流通量が少なかったとはいえ、売りきれ店が続出する人気製品となっている。今回登場した「P4S800D-E Deluxe」も実績のあるASUSTeK製品ということで、しばらく品薄傾向が続く可能性もある。
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