豊富な付属品や多数の独自機能を備えた6層基板の“SiS655TX”マザー「PHOTON SP2 Extreme」 |
ECSの“SiS655TX”搭載マザーボード「PHOTON SP2 Extreme」の販売が開始された。もちろん“PHOTON”シリーズということで、豊富な付属品や多数の独自機能を備えた6層基板の製品となっている。
ギガビットイーサネット(Marvell)と10/100Base-T(Realtek)イーサネットの2つLANを標準装備 | 豊富なオンボードインターフェイスとお馴染みのPHOTONプレート | |
黄色のPCIスロットは付近に設置されたコンデンサにより電流供給が安定化されている | “Prescott”のサポートもパッケージでは謳っている |
このマザーは、現在人気の“SiS655TX(+SiS964)”を搭載するSocket478に対応した製品だ。主なオンボードインターフェイスとしては、サウスブリッジの“SiS964”と“SiS180(Serial/ATA133 RAIDに対応)”によって合計4つのSerial ATAコネクタを搭載している点や、Marvell製チップによるギガビットとRealtek製チップによる10/100Base-Tのデュアルイーサネットとなっているのが特徴。また、VIA製チップによるIEEE1394やS/PDIFとコアキシャル両方の光デジタル端子を装備した6チャンネルサウンドも搭載する。
もちろん“PCI Extreme(付近に設置されたコンデンサにより電流供給が安定化されているスロット)”や、6色に光る発光チップセットクーラー、BIOS復旧用のROMなどが付属する“PHOTON”シリーズお馴染みの特徴はそのままとなっている。
国内マザー市場では、ASUSTeKやGigabyteと比べるとまだまだ知名度の低いECSだが、機能面や付属品などを見るかぎり、先に発売されたGigabyte製「GA-8S655TX Ultra」やASUSTeK製「P4S800D-E Deluxe」と比べても決して見劣りのしない、十分対抗できる製品となっている。価格はTSUKUMO eX.で1万3799円、クレバリー1号店で1万4799円。
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