キューブ型ベアボーンPCとして初めて“i875P”を搭載する「SB75G2」 |
Shuttleのキューブ型ベアボーンPCに“i875P”を搭載する「SB75G2」と“i865PE”を搭載する「SB65G2」の2製品が加わった。特に「SB75G2」は、キューブ型ベアボーンPCとして初めて“i875P”を搭載する製品となる。
アルミ製の筐体は両側面にメッシュ状の通風孔を備えている | 採用するマザーは同社製の「FB75」で仕様やその他の構成はごく一般的なものだ | |
“ICH5R”によるSerial ATA RAIDを2ポート装備 | 付属ソフトになぜか「Mandrake Linux」が付いている |
まずはその“i875P(ICH5R)”を搭載する「SB75G2」だが、外観の特徴は筐体の両側面にメッシュ状の通風孔を備えたアルミ製の黒いタイプを採用しているところ。採用するマザーは同社製の「FB75」で、拡張スロットはAGP×1、PCI×1、DDR DIMM×2となる。オンボードインターフェイスには“ICH5R”によるSerial ATA RAIDを2ポート装備するほか、IEEE1394、6チャンネル対応サウンド、ギガビットイーサネットを搭載。そのほか、電源には220Wを、拡張ベイ数も5インチベイ×1、3.5インチベイ×2(シャドウベイ1)とキューブ型ベアボーンとしてはごく一般的な構成だが、付属ソフトになぜか「Mandrake Linux」が付いている。価格はアークで4万3200円、OVERTOPで4万3477円となっている。
標準で無線LANユニットを装備するのが特徴だ | 一見すると“i875P(ICH5R)”搭載の「SB75G2」と見分けはつかない |
もうひとつの“i865PE”を搭載する「SB65G2」も筐体にはアルミ製の黒いタイプを使用している。仕様もチップセットが変更された以外(マザーは「FB65」)は、前述の「SB75G2」とほぼ変わらないが、こちらは標準で無線LANユニットを装備するのが特徴だ。なお「Mandrake Linux」は付属していない。
価格はアークで4万1300円、OVERTOPで4万1477円と“i875P(ICH5R)”搭載の「SB75G2」と2000円程度しか変わらない。無線LANユニットを標準装備するというのは大きな違いだが、それでもユーザーにとっては悩むところかもしれない。
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