(株)リオ ワークスは、同社のOpteron対応マザーボード『HDAMA』を搭載した1Uラックマウントサイズのベアボーン『R3122』を6月末に出荷すると発表した。同製品は現在、ぷらっとホーム(株)店舗5階で実機デモが展示されている。
1Uラックマウントサイズのベアボーン『R3122』。出荷されるモデルはCPUヒートシンクのカバーや64ビットPCIライザーカードなども付属するようだ |
『R3122』は、『HDAMA』を組み込んだ1Uラックマウントケース、350W電源、CD-ROMドライブ、フロッピードライブなどで構成されるベアボーンサーバ。おもに企業や研究機関などをターゲットに、顧客の要求仕様にあわせてCPUやハードディスク、メモリを組み込んだ状態での出荷も行なわれるという。おもな仕様は以下のとおり。
- 対応CPU……Opteron 200シリーズ(最大2基)
- メモリ……レジスタードDDR333×8(最大16GB)
- HDD……Ultra ATA33/66/100/133×2
- PCIスロット……64ビットPCI-X×1
- ネットワーク……Broadcom ギガビットイーサネットコントローラ×2
- 電源……350W×1
- 冷却ファン……9.5cm×3基(吸気2、排気1)
- 大きさ……幅480×高さ44×奥行き705mm
価格はオープンプライスで、6月24日からの出荷が予定されている。
『R3122』の正面。右上にフロッピードライブ、左上にスリムCD-ROMドライブ、左右下に3.5インチハードディスクが収納される |
ぷらっとホームでは、同製品に『Turbolinux 8 for AMD64』をインストール、デモを行なっている。店頭販売価格は14万8000円。「通関などの都合から、入荷には多少遅れがあるかも知れない」とのことで、店頭販売は6月末になるという。また、シリアルATA版については「7月上旬から中旬には発売されるのではないか」とのこと。
展示機はOpteron 240を2基、メモリ8GBを搭載。『Turbolinux 8 for AMD64』が動作している |