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SARS(重症急性呼吸器症候群)の影響で“Computex Taipei 2003”が延期に!

2003年04月30日 00時00分更新

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写真は“Computex Taipei 2002”で来場者を出迎えるチャイナドレスのコンパニオン達。この姿が毎年恒例となっている

 毎年6月に台湾で開催されるアジア有数のコンピュータ見本市“Computex Taipei”。その年のトピックとなるマザーボードやCPUをはじめとしたDOS/Vパーツ関連の最新製品がいち早く登場する展示会だけに、バイヤーのみならずマスコミ関係者にとっても見逃せないイベントのひとつとなっている。しかし、4月30日、この展示会を主催するTCA(Taipei Computer Association)、CETRA(China External Trade Development Council)は、SARS(重症急性呼吸器症候群)の影響を考慮し、開催時期の延期を発表した。当初、Computex Taipei 2003は6月2日~6日の5日間を予定していた。



会場内の各ブースは様々なイベントで盛り上がりを見せる

 関連情報は日本ギガバイトからも寄せられており、同社の広報室によると(主催者側が)今回出典予定企業に対してアンケートを行った結果、92%の回答率中、58.74%の企業が下半期開催への延期を希望、35.27%の企業が開催中止を希望、5.6%の企業が予定通りの開催を希望するという結果となったとのこと。同社ではマスコミ向けに予定していた工場見学ツアーなども延期を決定したという。すでにComputex Taipeiのホームページでは展示会の延期を発表しているが、開催時期は未定となっている。

 今回はOpteronや対応マザー、先日秋葉原でフライング販売が行われた“Springdale”こと“i865PE”搭載マザーボード関連製品などはもちろん、様々な注目アイテムが控えていただけに残念な結果となった。
 一方、5月14日から17日まで中国・上海新国際見本市会場(SNIEC)で開催予定だった「CeBIT Home Electronics 2003」も中止が発表されている。



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