文化庁、CG-ARTS協会、(株)日本経済新聞社による文化庁メディア芸術祭実行委員会は19日、“平成14年度(第6回)文化庁メディア芸術祭”の受賞作品を発表した。なお、賞の贈呈式は2003年2月27日に、受賞作品の展示・上映や、受賞者と各分野の第一人者によるシンポジウムは2003年2月28日~3月9日まで、東京都写真美術館(東京・恵比寿ガーデンプレイス内)にて開催される。
今年度は、世界20ヵ国からの応募があり、応募総数1375作品の中から選出された。なお、日本の作品では、アニメーション部門の大賞に『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ! 戦国大合戦』(原恵一監督)、優秀賞に『猫の恩返し』(『猫の恩返し』製作委員会 制作グループ)、『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX』(神山健治監督)など、マンガ部門では大賞に『セクシーボイス アンド ロボ』(黒田硫黄作)、優秀賞に『大使閣下の料理人』(西村ミツル原作/かわすみひろし漫画)、『20世紀少年』(浦沢直樹作)、『ブラックジャックによろしく』(佐藤秀峰作)などが受賞している。
受賞作品と作者は次の通り。
デジタルアート[インタラクティブ]部門
大賞 『SOCIAL MOBILES』CRISPIN JONES(作者・イギリス) 優秀賞『妖怪 ヤミワラシ』江川大/中一郎(制作グループ)
デジタルアート[ノンインタラクティブ]部門
大賞 『TextArc print: Alice's Adventure in Wonderland』W Bradford Paley(作者・アメリカ) 優秀賞『フィッシャーマン』坂本サク(作者)
アニメーション部門
大賞 『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ! 戦国大合戦』原恵一(監督) 優秀賞『電車かもしれない』近藤聡乃(作者)
マンガ部門
大賞 『セクシーボイス アンド ロボ』黒田硫黄(作者) 優秀賞『なぜ博士は怒っているのか』池谷伊佐夫(作者)
特別賞
