「E7205 Master-F」 |
先週の23日、「GIGABYTE EXPO in AKIHABARA」でも公開されていた“Granite Bay”こと“E7205” 搭載マザーボードだが、早くもアキバで販売が始まった。第1弾となったのはGigabyte製品ではなく、 MSI製の「E7205 Master-F」。ブルーのPCIスロット横にMini PCIスロットを装備しているのが特徴で、 後に発売予定となっているMini PCIスロットカード(IEEE1394、SCSI、Serial ATAなど)により機能を 追加できるようだ。
珍しい形のオーディオ端子 | 1000Base-Tに対応するIntel製“82540EM ” | デュアルチャンネルDDR DIMMスロットは4本搭載 | ||
PCIスロットの右にあるのがMini PCIスロット | マニュアルにはMini PCIスロットに関する記載が見える | 第1弾となったのはGigabyte製品ではなく、 MSI |
同社のワークステーション/エントリーサーバ向けパッケージを流用している |
E7205 Master-Fの主な仕様はAGP×1(AGP 8X 対応)、PCI×5、Mini-PCI×1 で、 デュアルチャンネルDDR DIMM(PC2100対応最大4GBまで)スロットを4本搭載するほか 、オンボードインターフェィスとして10/100/1000Base-Tに対応するIntel製“82540EM ” ギガビットコントローラを、オーディオコントローラに“ADI1885 ”を搭載するなど ワークステーション/エントリーサーバ向け製品を意識した構成となっている。 なおサウスブリッジにはIntel ICH4を採用しているので、USB2.0に対応にも対応している。 またMSIのサイトによると、Mini PCIスロットには同社製の別売Mini-PCIカードのほか他社製のものも 使用できるとの記述が見られるが詳細は不明。 今回登場したE7205 Master-Fは、アキバ全体の流通量が10本にも満たないと言われているほど数が 少なく、手に入れるのはかなり難しいと思われる。 来週には、やはりE7205搭載のASUSTeK製品の登場が予定されておりここにきて一気にマザーボード市場は 活発になってきた。 価格はDOS/Vパラダイス本店で2万8800円、コムサテライト3号店で2万9800円となっている。
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