「GA-8INXP」 |
本日23日、「GIGABYTE謝謝キャンペーン」第1弾として「GIGABYTE EXPO in AKIHABARA」が開催された。会場となったLinux Cafe di PRONTO秋葉原店には、PC自作講座や、ビンゴ大会などのイベントに多数の人が訪れおおいに盛り上がった。 また会場内には、未発売のGigabyte製最新マザーボードが多数展示されていた。なかでも注目はIntel最新チップセットのコードネーム“Granite Bay”こと“E7205”を搭載した「GA-8INXP」だろう。
会場となったLinux Cafe di PRONTO秋葉原店 |
「GA-8INXP」を実際にマシンに組み込み デモが行われていた |
GA-8INXPは先月開催されたWPC EXPO2002でも展示されていたが、今回は実際にマシンに組み込みデモが行われていた。搭載されているチップセット“E7205”について簡単に説明すると、今週18日(月)に発売となったワークステーション向けRIOWORKS製マザー「PDPEA-WOR」に搭載されていた“E7505(Placer)”の下位モデルにあたるもの。AGP8×に対応するほか、FSB533MHzとデュアルチャネルのPC2100(DDR266)メモリに対応し、Pentium 4-3.06GHz以上で採用されているHyper-Threading機能もサポートするというもの。
GA-8INXPの主な仕様は、AGP×1、PCI×5、DDR DIMMスロット×4という構成。オンボードデバイスにIntel製Gigabit Ethernetコントローラ“82540EM”を、Serial ATAコントローラにSilicon Image製“Sil3112A” 、RAIDコントローラにPromise製“PDC20376”、IEEE1394コントローラにVIA“VT6306”など機能は豊富。サウンド機能ではRealtek ALC650E Audio AC'97 コーデックを採用している。
しかしながら一番の特徴は、CPUへの電力を安定供給するためのVRMが付属するところだ。カードを専用スロットに差すことにより、3GHz以降の電力消費が増えると思われるCPUを搭載しても、電源まわりからくる不安定な要素を無くすようだ。Gigabyteでは、これをDPS(Dual Power システム)と呼び、近い将来4GHzのCPUが出たとしても対応できるとしている。カード本体に搭載されているファンは青く光るものが使用されている。
気になる発売時期は、12月末ということで近いうちにアキバに登場するものと思われ、価格は約3万3000円ほどになるとのこと。この他、“i845PE”や“I845GE”搭載の新モデルやAthlon用“KT400”を搭載した最新のマザーボードも展示されていて、これらの発売はもうすぐとのことだ。
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