日本電気(株)は25日、企業やISP/ASP事業者向けの専用サーバー製品“Express5800 インターネットアプライアンスサーバ”の新製品として、不正アクセス防止やウイルス対策などのセキュリティー機能を搭載したインターネット専用機器“Expresss5800 インターネットアプライアンス InterSec(インターセック)”5モデル8製品の販売を同日付けで開始したと発表した。
『Express5800/MW500a』 |
内訳は、ファイアーウォール(FireWall-1/VPN-1)を搭載した『Express5800/FirewallServer』、ウイルスチェック専用サーバー『同/VirusCheckServer』、ウェブコンテンツのキャッシュ機能を搭載する『同/CacheServer』、メール&ウェブ専用サーバー『同/MailWebServer』、動的負荷分散機能を搭載した『同/LoadBalancer』の5モデル。セキュリティー機能として、最新情報を提供するサポートサービスやセキュリティーパッチのオンラインアップデート機能を搭載したのが特徴。ファイアーウォールとメール&ウェブサーバーでは、2Uサイズのラック型筐体にホットプラグ対応のRAID対応HDDを内蔵し信頼性を向上させたほか、Gigabit Ethernetインターフェースも標準で2ポート(1000BASE-T)を装備する。メール&ウェブサーバーにはウェブの改ざんを通報する“Web改ざん検出ツール”も標準で搭載する。各モデルともXeon-1.80GHz/Pentium 4-2AGHz/Celeron-733MHzのいずれかを搭載する。
ラインアップと価格は、ファイアーウォールサーバー『Express5800/FW500a』(25ノード/VPNなし/2U)が229万円から、1Uタイプの『Express5800/FW300a』が110万円から、メール&ウェブサーバー『Express5800/MW500a』(2U)が156万円から、『Express5800/MW300a』(1U)が60万6000円から、ウイルスチェックサーバー『Express5800/VC300a』(50クライアント/1U)が77万円から、キャッシュサーバー『Express5800/CS300a』(1U)が158万円から、フォワード専用のキャッシュサーバー『Express5800/CS200a』(1U)が88万円から、負荷分散サーバー『Express5800/LB300a』(1U)が84万円から。29日に出荷を開始する。