NEC、小規模な動画配信向けのストリーミング専用サーバー『Express5800/InternetStreamingServer LS』を発売
2002年11月13日 18時23分更新
日本電気(株)は13日、インターネットを利用して動画や音楽などのストリーミングコンテンツを配信するアプライアンスサーバー“Express5800/InternetStreamingServer(インターネット・ストリーミング・サーバ)”として、ストリーミングコンテンツの作成から配信までが行なえる小規模ユーザー向け専用サーバー『Express5800/InternetStreamingServer LS』の販売を同日付けで開始したと発表した。価格は59万8000円からで、29日に出荷を開始する。併せて、ネットワーク対応ストレージ製品『iStorage FS110G』の販売も開始した。同日出荷で、価格は480万円から。
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| 『Express5800/InternetStreamingServer LS』 |
『Express5800/InternetStreamingServer LS』は、ストリーミング配信に必要な動画や音声の入力からデータ配信までを行なうためのハードとソフトをパッケージ化しており、最大100台のクライアントに対してDVDレベルの動画配信(500kbps)を行なえるのが特徴。サーバーのハードは、Pentium 4-2AGHz、512MBのメモリー、60GBのHDD(Ultra ATA/100)、キャプチャーカード(N8006-04相当)、サウンドカード(N8006-05相当)を標準で搭載する。本体サイズは幅200×奥行き437×高さ351mm、重量は15kg。OSにはWindows 2000 Serverをプレインストールする。ソフトでは視聴ログ収集が行なえる『StreamPro/StreamingServer-WMT Plus』が標準で付属しており、コンテンツの視聴開始や終了時刻のログを収集でき、人気サイトのランキングやコンテンツの視聴時間によるユーザニーズの分析も可能としている。
『iStorage FS110G』(NF8100-002)は、Xeon MP-1.50GHzと1GBのメモリー、1000BASE-Tインターフェースを搭載したネットワークストレージ。内蔵HDDは36.3GB×2(RAID 1、Ultra160 SCSI)。FibreChannelコントローラーにより物理容量は最大15TB(73.2GB×210台)、論理容量は最大12TB(RAID 5)。本体サイズは、幅483×奥行き711×高さ178mm、重量は32kg。米FalconStor Software社のネットワークストレージ管理ソフト『IPStor Server』をプレインストールする。
