東日本電信電話(株)と西日本電信電話(株)は19日、“Lモード”に新機能を追加すると発表した。追加されるのは“コンテンツ印刷機能”“エージェント機能”“暗号化通信機能”の3つの機能。提供地域は全国で、現行の月額使用料で利用できる。なお、コンテンツ印刷機能と暗号化通信機能を利用するには、機能に対応したLモード対応通信機器が必要。
“コンテンツ印刷機能”のサービスイメージ |
“コンテンツ印刷機能”は、Lモード対応機器で、情報閲覧画面からファクス(FAX)に切り替えなくても印刷用コンテンツをダウンロードして印刷できる機能。これによりコンテンツを印刷する際に、いったんLモード通信を切断しなくてすむようになるという。一方、コンテンツを提供する側にとっても、FAXサーバーなどの設備が不要になるため、低コストで多彩な印刷用コンテンツを提供できるようになるという。
“エージェント機能”のサービスイメージ |
“エージェント機能”は、ユーザーがあらかじめ名前や住所などの情報(お客様情報)をLモードゲートウェイに登録しておくことで、懸賞の応募や商品注文時などに、情報をその都度入力しなくてすむ機能。
“暗号化通信機能”のサービスイメージ |
“暗号化通信機能”は、Lモード対応通信機器からコンテンツ提供者のウェブサーバーまでの間を暗号化し、通信を行なう機能。Lモードゲートウェイからウェブサーバーまでは従来から暗号化機能を提供していたが、LモードゲートウェイとLモード対応機器の間も暗号化して通信できるようになった。
新機能に対応した通信機器が20日から販売され、17サイトのコンテンツが20日から対応する予定。