「SK41G」 |
先日、Pentium 4対応“i845GE”搭載キューブ型ベアボーンPCとしては2製品目となる 「SB51G」が発売したばかりのShuttleから、今度はAthlon XP対応の“KM266”搭載キューブ型ベアボーンPC「SK41G」が登場した。Athlon対応のキューブ型ベアボーンPCとしては、同社製の“SiS740”を搭載した「SS40G」などがすでに発売されているが、KM266搭載したモデルは今回がはじめて。
「SK41G」内部 | 前には2つ足が付けることができ少し斜めに上がるようになっている |
スペックは、搭載するマザーボードがShuttle製「FX41」。このマザーボードはAthlon用ビデオ統合チップセットであるVIA製“ProSavage KM133”の後継にあたる“ProSavage KM266”を採用している。これによりSS40Gではサポートしていなかった、AGPやUSB2.0、UltraATA 133に対応することになる。メモリスロットはDDR SDRAM×2(最大2GBまで)、AGP×1、PCI×1、オーディオコントローラとしてRealtekの“ALC650”、ネットワークコントローラとして同じくRealtekの10BASE-T/100BASE-TX対応“RTL8100B”を搭載、オンボードビデオ機能は“SavagePro8”となるほかIEEE1394もサポートする。
USB2.0×2、IEEE1394×1、ヘッドフォン×1、マイク×1、S/PDIF IN/OUT×1 | シリアル×2、VGA×1、USB2.0×2、IEEE1394×2、 LAN×1、PS2×2、S端子出力×1のほか各種オーディオポートとなる |
今までのモデルとは若干デザインがちがうヒートパイプによるCPU冷却機構 |
前面のポート数はUSB2.0×2、IEEE1394×1、ヘッドフォン×1、マイク×1、S/PDIF IN/OUT×1という
構成で背面ポートには、シリアル×2、VGA×1、USB2.0×2、IEEE1394×2、
LAN×1、PS2×2、S端子出力×1のほか各種オーディオポートとなっている。
電源は、ACHME製の200W(型番AM630BS20S)を採用している。
先に発売されたSB51Gと近い仕様だが、SK41Gは同社の今までのキューブ型ベアボーンPCと比べ
採用されているヒートパイプ型CPU冷却機構に使われているヒートシンクが、オウトツのあるものから
平たいものに変更されている。
前面は、アクリルのフロントパネルに“エメラルド(うす緑色)”のラインが引かれ
今までのシリーズとは若干デザインが異なるほか、側面はSB51Gと同じアルミ製のモデル。
またショップによると前面のフロントパネルは「SS51G」、「SS40G」用として発売された光るパネルやカラーパネルも
おそらく使用可能とのこと。
価格は、OVERTOPで3万7800円、コムサテライト3号店で3万8780円となっている。
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