全面禁煙の編集部が多いかどうかはともかく、アスキーは全フロアが禁煙となっており、愛煙家は各フロアに設けられた喫煙室にたむろする。コンピュータに悪影響を与える、非喫煙者への配慮など様々な要因が考えられるのだが…かくいう筆者も愛煙家だったりするのだ。
卵の殻は開閉式。写真は閉じた状態。この状態では吸引ファンは動作しない | 本体背面。消臭ビーンズと、収納ケースが搭載されている | |
殻を開けたところ。開けるとひよこのお腹に仕込まれたファンが回転しだす | たばこを置くスペースは決して広くはない |
そんな筆者に「いいもの見つけた!」と編集部員が持ってきたのが、写真の「USBはいざら」である。昨日もUSB扇風機'02年版「CEN-PK」がセンチュリーから登場したが、元祖イーレッツの製品とともに、こうしたUSB関連のアイテムはよく見かけるようになった。それにしても今度は“灰皿”だ。形も、割れたたまごのなかに“ひよこ”がいるという、キュート?なデザインとなっている。たまごの色の違いによりホワイト、イエロー、ピンク、ブルーの4色が用意されており、極めつけ、卵の殻が開閉し、開いた状態ではひよこのお腹に仕込まれていると思われるファンがタバコの煙を吸ってくれるという点だ。ちなみに、マニュアルに書かれたスペックではファン回転数は4200rpm。
「USBはいざら」の使い方を記載したパッケージ裏面 | ファン回転数は4200rpmとなっている |
灰皿部分は取り出して洗うことができる |
さて、実際にこのキュートな「USBはいざら」を、こっそり禁煙の打ち合わせスペースで使ってみた。ノートPCのUSBに接続し、たまごを開くと、ブーンというファン回転音が聞こえてくる。ファンの騒音値は高そうだ。たばこに火をつけて近づけてみた。しかし、なかなか、煙の吸引力が弱いのだ。ファンに吸い込まれず、外部へ逃げてしまう煙も随分ある。これでは、誰かに見つかったら怒られてしまう。パッケージの注意書きを見ると、ちゃんと「本製品はタバコの煙を完全に吸い込む仕様とはなっておりません」とある。使い始めは珍しさも手伝って面白いかも知れないが、ヘビースモーカーはパソコンへの影響と使う場所を考えたほうがよさそうだ。
ちなみに、同製品には本体背面に収納する消臭ビーンズが付属しいる。販売を開始したのはクレバリー1号店で1580円。
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