銅を採用した薄型クーラーを市場に送り出したばかりのThermaltakeから、今度は同社らしいユニークな形状をしたPentium 4(Socket478)用クーラー「P4 DRAGON 478」(型番:A1258)が登場した。
一見、2つのヒートシンクが2段重ねになっているようにも見えてしまうA1258。よく見てみると上段のシルバー部分はファン部、下段のカラーリングされている部分がヒートシンクとなっている。
3ピンコネクタは2本でている |
パッケージに書かれたスペック |
まず、ファン部はサイズが70×70×10mm。ファンをヒートシンクに埋め込んでいるかのような構造は従来製品と同じ。回転数は6000rpm±10%と高回転で43dB。気になるのは2つの3ピンコネクタが出ている点だが、ショップによると電源用とセンサ用で、基本的に電源はマザーボードではなく4ピンを使用するとのことで、3ピンはセンサだけの使用に限られそう。パッケージには3ピン→4ピンの変換コネクタが同梱されている。そして、ヒートシンク部は、銅柱部分を中心にフィンが渦巻き状に広がっているのが特徴で、上から見ると中心部には四角い柱が何本もたっているのがわかる。これは以前登場した同社の「MINI COPPER ORB」にそっくりだ。
銅部分は中心のみで、フィン部分がアルマイト塗装のような気もするが詳細は不明 | 中心の細かい凸部分は以前登場した同社の「MINI COPPER ORB」にそっくりだ |
対応CPUは3.0GHzまでとパッケージには印刷されているが、同社のホームページには2.4GHzまでの対応となっている。販売を開始したのはコムサテライト3号店で、価格は3180円。
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