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2002年3月公開予定「羊のうた」主演・加藤夏希インタビュー

2001年12月29日 22時26分更新

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――ところで、秋葉原で開催されたイベントでは「秋田から飛行機で通うことがなくなったんで楽になった」って話してましたね

私の実家が秋田で、今年の4月に上京してきたんですよ。小学6年生と中学校3年間の計4年間は、仕事が入る度に飛行機に乗って東京まで来てました。なんかもう、会社通勤みたいな感じでしたね。通勤電車じゃなくて通勤飛行機(笑)。スチュワーデスさんともちょっと仲良しになりましたよ。乗るたびに「また乗ったね!」って声かけられたり。

――東京の暮らしはどうですか?



自分の部屋は、もう自由気ままで荒れ放題ですね。東京に引越ししたての頃はワクワクしてたんです。でも賃貸マンションなんで、壁を汚したりできないですよね。実家では壁に穴開け放題、壁紙変え放題だったんですね。部屋のイメージチェンジが好きなんで、残念ですね。でも、やっぱり寝室の扉に「立ち入り禁止」みたいなのを貼ったりしてまして、それが剥がれなくなって困ってます(笑)。そういえば、私、稲川順二さんの怖い話のCDを持ってるんですけど、夜寝る前に聴くんですけど、もし一人暮らしだったらちょっと怖い。

――怖い話といえばホラー系の仕事が多いと思うんですが

ホラーに関しては見るのも好きですし、演じるのも好きですね。



――2002年の春には「羊のうた」が公開されますが、撮影は終わってるんですか?

終わってます。今年の夏に長野でロケをやってたんですが、まるまる1カ月くらい滞在してました。毎日泊まっていた旅館が露天風呂だったんですけど、美波ちゃんと露天風呂に飛び込んで遊んでました(笑)。

――映画の役柄について教えてください

血が欲しくなってしまう病気を持った家系の話しなんですが、長女のお姉さん役ですね。小栗君(一砂役)がその病気にかかっちゃって、ずっと生き別れになっていたはずの兄弟が再開するというストーリー。



―― 一番大変だったことは

今まで出演したドラマや映画を振り返ってみると、演技というものについて深く話し合ったりすることがなかったんですよ。今回は、せっかく朝から晩まで皆いっしょにいるんだからということで、監督さんがスタッフを集めて話し合いながら、明日はこういう風にやろうって毎晩リハーサルをしてたんです。だから、映画というひとつの作品を皆で作っているなっていう実感が湧きましたね。

――演技の面でこれまでと違う点はありますか?

「暴れん坊将軍」で一度着物を着ていたことがあるんですけど、今回は1カ月以上ずっと着物を着た状態でした。で、着物の服に慣れている女の子を演じなければならないので、自分で浴衣を持っていってオフの日でも浴衣を来て過ごしたりしました。千砂と私は同じ人間だという感覚になっていきましたね

――お姉さん役ということに関しては?

小栗君は弟という設定なんですが、実年齢が私よりも上なんですよ。今年で19才なのかなぁ。私のお兄ちゃんくらいの年齢ですね。で、弟としてはどうも見れなくて、兄弟ってどんな感じなんだろうって、小栗君と話し合いましたね

――注目してほしいところはありますか?

ホラーだけじゃない不思議な世界が広がっている映画なんです。兄弟愛や男女の恋愛、家族愛もあって夢の世界が吸血鬼という…不思議な世界を味わってもらいたいですね。



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