アイコン操作で簡単にアルバムを作れちゃう
フォトシアター2
「フォトシアター」は、デジタルカメラで撮った画像や別途用意したサウンドデータ(WAVE、MIDI、RMI、MP3に対応)をテンプレートに貼り付けることで、手軽に電子アルバムを作成できるソフトだ。ジャストホーム2に収録された新バージョン「フォトシアター2」では、ウィンドウ上部のコマンドアイコンに、[ページの追加]や[一覧]などの頻繁に利用する機能を追加して、使い勝手の改善が図られた。また従来に比べてテンプレートや台紙の枠飾りなども大幅に増えており、テンプレート156点、背景506点、台紙枠134点、文字・画像枠371点となっている。
フォトシアター2の基本画面。テンプレートに手持ちの画像(デジタルカメラなどで撮影したもの)とサウンドデータを組み合わせて、PCならではの電子アルバムを作成できる。 |
実際に電子アルバムを作ってみたところ、「テンプレート選択」「写真の貼り付け」「文字の入力」といった機能切り換えはすべて上部のコマンドアイコンで行い、入力や選択などの操作は右側の操作エリアのみという具合で、プルダウンメニューを操作する必要はほとんどなかった。
右側がエフェクト効果アイコン、左側がプレビュー画面となっている。 |
ちなみに、文字スタジオ2のエフェクトサンプルは全32パターンが用意されている。文字色を指定した後でさらに「縁取り」「変形」「影」などの効果を加えることも可能だが、サンプルパターンのできが良いので、ほとんどの場合は文字入力→サンプルパターン適用だけでも事足りるだろう。
このほか、フォトシアター2で作成したアルバムデータは、ジャストホーム2で新たに追加された「まめセーバー」に読み込んで、スクリーンセーバとして使うこともできる。こちらは“おまけ”的な活用方法ではあるが、せっかく作り込んだアルバムデータを有効利用できるという意味で、ぜひ一度使ってみてほしい。
フォトシアターの作成例。バックの模様に写真を載せただけのシンプルなものから、ちぎり絵風のイラストを和紙の模様に載せたものまでさまざまなタイプが作れる。 |