アナログモニタに最大2048×1536ドット、
同時にデジタル液晶に1280×1024ドット表示が可能
DVI-D入力を持つデジタル液晶モニタ「LCD-ADV15H」とアナログRGB入力の17インチCRTモニタでデュアルモニタ表示を行ったところ。 |
デュアルモニタ表示時の「画面のプロパティ」。実用上は1024×768ドット/フルカラーの2画面あたりだろうか。 |
しかし、GA-GMX4/PCIのデュアルディスプレイ表示は十分実用的に使えるレベルだ。アナログRGB側は最大2048×1536ドット/フルカラー/60Hz表示、デジタル液晶側は最大1280×1024ドット/フルカラー/75Hz表示が可能で、しかもこれらが同時出力可能となっている。実際、編集部でもアイ・オー・データ機器製のデジタル&アナログ2系統入力対応15インチTFT液晶モニタ「LCD-ADV15H」を借用してテストしてみた。LCD-ADV15Hが最大1024×768ドット/フルカラー表示のため2048×1536ドット/フルカラー&1024×768ドット/フルカラーの2画面表示までしか確認できなかったが、デジタル接続(DVI-D端子付き)の液晶モニタを持っていれば、CRTモニタと並べて快適に使えることが実感できた。
こちらはツインモニタの設定画面。画面のプロパティで2つめのモニタを「使用可能」にしているとTwinViewのタブが表示されないので注意。 |
Desktop Managerの画面。一覧に表示されるアプリは現在起動中のもので、ほかに実行ファイルを指定して追加することもできる。 |
システムメニュー(アプリのウィンドウの左上にあるアイコンを右クリック)からDesktop Managerの機能を呼び出すこともできる。ショートカットキーと組み合わせて使うと、かなり便利だ。 |
ただし、ベンチマークテスト中に気づいたのだが、「QUAKE III Arena DEMO」はデュアルモニタ表示では実行できない(「OpenGLランタイムライブラリが読み出せない」という旨のエラーメッセージを表示する、クローンモニタなら実行可能)。もっとも、このビデオカードはPCIスロット用ということもあってビジネス用途が中心になると考えられるので、さほど問題にはならないだろう。