米シーゲイト・テクノロジー(Seagate Technology)社は現地時間の6月27日、流体軸受けモーターを搭載したハードディスク『Barracuda ATA IV』を発表した。
『Barracuda ATA IV』は、同社の“SoftSonic”流体軸受けモーターを採用しており、特別な検索アルゴリズムや機械的な設計によって、動作音はスピン時で2.0B、シーク時2.4Bと、『Barracuda ATA III』のアイドリング時3.3Bに比べて低減することに成功している。同社によると、人間の耳は通常、2.5B以下の音を聞くことができないため、『Barracuda ATA IV』は「無音のハードディスク」だという。
回転数は毎分7200回転でシークタイムは8.9ミリ秒、内部転送レートは最大555Mbps、キャッシュメモリーを2MB搭載する。インターフェースはUltra ATA/100。容量は、プラッター2枚で最大80GBとなっている。
製品の販売・出荷時期や価格などは、現時点では不明。
