バイオJは、本体および付属のキーボード、スピーカーを専用に設計したエントリーモデルのデスクトップPCシリーズ。夏モデルの『PCV-J20』はデザインを一新、17型FDトリニトロンディスプレー(4ポートのUSBハブ内蔵)が付属しGiga PocketとMPEG-2リアルタイムエンコーダーボードを搭載した『PCV-J20GV7BP』、17型FDトリニトロンディスプレー(4ポートのUSBハブ内蔵)が付属する『PCV-J20V7BP』、15型FDトリニトロンディスプレーが付属する『PCV-J20V5』の3機種が用意されている。
バイオJ。デザインが変更され、フロントパネルがシルバーとなった。付属の17型ディスプレーもシルバーのフロントマスクとなっている |
3機種とも、CD-RW/DVD-ROM一体型ドライブを搭載しており、CD-R/RW書き込み4倍速、CD-ROM/CD-R読み込み24倍速、CD-RW読み込み16倍速、DVD-ROM読み込み4.8倍速となっている。これに伴いDVDプレーヤー機能も搭載し、DVDタイトルの再生が可能となった。
CPUにAMD Duron-900MHzを採用、128MBのメモリー(SDRAM)と40GBのHDD(Ultra-ATA)を搭載する。チップセットはSiS730。外部接続端子(背面)は、キーボード、マウス、シリアルポート、パラレルポート、USB×3、オーディオ入力、ヘッドホン出力、ディスプレー出力、MIDI/ゲーム、モデム用モジュラージャック、i.LINK(S400)。内蔵モデムは56kbps(V.90/K56flex対応)。本体サイズは幅170×奥行き365×高さ306mm。重量はJ20GV7BPが9.3kg、J20V7BPとJ20V5は9.2kg。OSはWindows Me。なお、J20GV7BPとJ20V7BPはMicrosoft Office XP Personalをプレインストールする。
J20GV7BPとJ20V7BPは6月2日発売、J20V5は5月26日発売。価格はオープンプライスで、推定小売価格は、J20GV7BPが18万円前後、J20V7BPが16万円前後、J20V5が13万円前後となっている。
なお、バイオMXシリーズについては、春モデルを継続販売するという。