NTTドコモは、PHSおよびDoPaに対応した携帯情報端末「GFORT(ジーフォート)」を発表、12月15日より販売を開始する。
本体表面にラバー質の素材を採用する「GFORT」。スペックやボタン配置からカシオ計算機の「E-700」をベースにしていることがうかがえる。 |
GFORTは、OSにMicrosoftのPocketPCを採用したPDA。CPUはVR4122-150MHzを採用し、メモリは32MB、240×320ドット/6万5536色表示のTFTカラー液晶を装備する。背面上部にはCFスロット(TypeII)×1などを装備し、NTTドコモのCFカードPHS端末「P-in Comp@ct」や携帯電話インターフェイスカードとの組み合わせによる屋外でのデータ通信に利用できるようになっている。
本体前面に丸いカーソルボタン、側面にアクションコントロール(ジョグダイヤル)を装備するなど、カシオ計算機の「E-700」をベースにしているが、E-700との違いとしては、CFスロットを装備する点(E-700はSDカード)のほか、本体表面がラバータイプの材質に変更されている。また、片手入力キーボード「CUT Key」が標準で付属しており、本体下部に装着して片手で日本語入力を行える。
ソフトウェアとしては、moperaなどNTTドコモの通信サービスへのダイヤルアップ用ツール、同社が2001年春からサービスを開始する予定のカラオケ配信サービス「ポケトーン」用通信/再生ソフトなどがインストールされている。
本体サイズは85(W)×25.5(D)×135(H)mm、重量は約300g。電源はリチウム充電池を採用し、約7時間の連続使用が可能。価格はオープンプライス。
P-in Comp@ctとCUT Keyを装着した状態。付属のイヤホンのボタン操作でソフトウェア音楽再生の制御も可能だ。 |
NTTドコモ
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